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20170307003346

ミャンマーのお寺の夢判断がぴったりと言い当てている日本と安倍政権の現状

ミャンマーのお寺にあった不思議な絵

二週間ほど、仕事でミャンマーに行ってきました。といってもヤンゴンだけですが。
せっかくなので、土日や夜、ヤンゴン市内のお寺(パゴダ)をいくつか回ってみました。

巨大な涅槃仏像で有名なチャウッタヂー・パゴダに行ってみると、壁に夢判断の謎解きパネルがいくつもかけてあり、幸いミャンマー語のほか英語でも解説が書かれていたので、読むことができました。

中でも不思議な絵でとりわけ目を引いたのがこれ。

左(夢)ではひょうたんのようなものが水中を漂っており、右(解釈)ではなにやら演説のようなことをしています。しかし周囲の人々はまったく無関心な様子。

では、この夢の解釈を聞いてみましょう。

【問い】

I dreamt of empty pumpkins sinking in the water.

私は空っぽのカボチャが水の中に沈んでいく夢を見ました。

【答え】

It will come to pass when the world is perverted and the kings unrighteous, the rightful off-springs shall be ignored and drift into poverty; and in their place the unworthy become the overlords and gain the attention of the kings.

その夢は、世界が正道から外れ、王たちが不義となったときに現れます。正当な子孫たちはないがしろにされ、貧困に陥るでしょう。代って無価値な者たちが領主となり、王たちの注目を集めます。

In the seats of government the unworthy (whom the pumpkins typify) shall have the final say as though they have hit bottom.

政府では、無価値な者たち(カボチャが象徴するもの)が、まるでカボチャが水底を打つように、最終的な決定を下すでしょう。

So too in holy orders, the wicked and the vile not the virtuous shall prevail regarding requisites as everywhere else empty pumpkins sink.

聖職者の序列においても同様に、どこにでも空っぽのカボチャが沈むように、有徳な者ではなく邪悪な者や下劣な者が優先されるでしょう。

■ まるで安倍政権や森友学園疑獄を言い当てているかのような夢判断

いまこの国では、沈むはずのない空っぽのカボチャが水底に沈んでいくかのように、愚かで無価値な者たちが政府の要職を占め、有害無益な政策を次々と決定するという、あってはならないことが起きている。教育という、この国の未来を決定する大切な分野でも、下劣な者たちが権力者とのつながりを利用して不当な利益をむさぼり、ヘイトを撒き散らす反教育施設を作りつつある。


夢判断の右側の絵で、国の行方を左右する決定を聞きながら何の関心も示さず、居眠りしたりだらだら座っているのは、権力監視の役割を放棄したマスコミだろう。

実は日本中で多くの人が、カボチャが水底に沈んでいく夢を見ているのではないだろうか。

 

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極右幼稚園に子どもを入れることを期待されているのは誰か

 
国有地格安払い下げ疑惑で話題の塚本幼稚園(森友学園)だが、疑惑以前にその異様な教育方針だけでもうお腹いっぱい、という感じだ。

それにしても、こんな極右幼稚園だの小学校だのに、いったい誰の子どもを入れたいのだろうか。

無垢な幼少時から極右思想を叩き込まれて洗脳されたらどうなるか。大戦末期の特攻作戦で、機体の故障などで目標地点にたどり着けず帰還した隊員たちを「再教育」する役割を担っていた参謀の言葉が浮かんでくる[1]。

 倉澤参謀は、学徒出身の特操は知識があるゆえ、命がけの作戦に尻込みをしたと決めつける。

 「悪口じゃないですよ、要するに(特攻は)あまり世間を知らないうちにやんないとダメなんですよ。法律とか政治を知っちゃって、いまの言葉でいえば、人の命は地球より重いなんてこと知っちゃうと死ぬのは怖くなる」

 特操に比べて少年飛行兵は扱いやすいという持論も披瀝している。

 「十二、三歳から軍隊に入ってきているからマインドコントロール、洗脳しやすいわけですよ。あまり教養、世間常識のないうちから外出を不許可にして、そのかわり小遣いをやって、うちに帰るのも不十分な態勢にして国のために死ねと言い続けていれば、自然とそういう人間になっちゃうんですよ」

 少年兵たちは倉澤参謀の言葉に従い黙々と軍人勅諭を書き写していたという、大貫さんの証言が思い出される。

安倍晋三夫妻に子どもはいないが、仮に入園適齢期の子どもがいたとしても、こんなところに大事な息子や娘は入れないだろう。「一旦緩急アレバ義勇公ニ奉ジ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スベシ」などという戯言を信じ込んで自衛隊なんかに入り、いざというときに最前線を志願して突っ込んで行ったりされたら困るからだ。

少なくとも、この国の支配層・富裕層の子どもをここに入れることは想定されていない。支配する側が自分の子弟に受けさせたい教育とは異なるからだ。

要するに、安倍自民党がこんな極右学園に肩入れし便宜を図るのは、少しでも多くの「下々の者ども」に、余計なことなど考えず、国家の命令に素直に従って命を捨てる、操りやすい心性を叩き込みたいからなのだ。
 
[1] 大貫健一郎、渡辺考 『特攻隊振武寮 証言・帰還兵は地獄を見た』 講談社 2009年 P.231-232

 

特攻隊振武寮──証言:帰還兵は地獄を見た──

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長谷川幸洋には「論説副主幹」はもちろん「ジャーナリスト」を名乗る資格もない

1月2日の放送で事実無根の沖縄ヘイト&在日ヘイトを垂れ流した東京MXテレビ「ニュース女子」。この差別扇動番組で司会を務めている長谷川幸洋東京新聞中日新聞論説副主幹)について、放送一ヶ月後にようやく東京新聞が態度を表明した。

東京新聞(2/2)

「ニュース女子」問題 深く反省 沖縄報道 本紙の姿勢は変わらず

 本紙の長谷川幸洋論説副主幹が司会の東京MXテレビ「ニュース女子」1月2日放送分で、その内容が本紙のこれまでの報道姿勢および社説の主張と異なることはまず明言しておかなくてはなりません。

 加えて、事実に基づかない論評が含まれており到底同意できるものでもありません。

 残念なのは、そのことが偏見を助長して沖縄の人々の心情、立場をより深く傷つけ、また基地問題が歪(ゆが)めて伝えられ皆で真摯(しんし)に議論する機会が失われかねないということでもあります。

 他メディアで起きたことではあっても責任と反省を深く感じています。とりわけ副主幹が出演していたことについては重く受け止め、対処します。

(略)

 読者の方々には心配をおかけし、おわびします。

 本紙の沖縄問題に対する姿勢に変わりはありません。 (論説主幹・深田実)

(略)

◆「ニュース女子」問題とは

 東京MXテレビは1月2日放送の番組「ニュース女子」で冒頭約20分間、沖縄県東村(ひがしそん)高江の米軍ヘリコプター離着陸帯建設への反対運動を取り上げた。本紙の長谷川幸洋論説副主幹が司会を務めた。

 「現地報告」とするVTRを流し、反対派を「テロリストみたい」「雇われている」などと表現。反ヘイトスピーチ団体「のりこえねっと」と辛淑玉(シンスゴ)共同代表(58)を名指しし「反対派は日当をもらってる!?」「反対運動を扇動する黒幕の正体は?」などのテロップを流した。辛さんは取材を受けておらず、報告した軍事ジャーナリストは高江の建設現場に行っていなかった。

(略)

 のりこえねっとは沖縄の現場から発信してもらう「市民特派員」を募集、カンパで捻出した資金を元手に、本土から沖縄までの交通費として5万円を支給。昨年9月から12月までに16人を派遣した。

これに対して、長谷川本人が次のように「反論」しているのだが、看過できない内容なのでコメントを加えておく。

現代ビジネス(2/10)

東京新聞の論説主幹と私が話し合ったこと
「事なかれ主義」を強く憂慮する

いったい、なにが「不始末」だったのか

私が司会を務めるテレビ番組『ニュース女子』に関連して、東京新聞が私を「処分」すると通告してきた。私は「処分は言論の自由の侵害になる」と考え、受け入れられない旨を返答した。いったい何が起きているのか、とり急ぎあきらかにしよう。

問題の番組はご承知の読者も多いかもしれないが、1月2日放送分の沖縄・東村高江で起きていた米軍ヘリコプター離発着場建設に対する反対運動の現地報告だ。

問題の番組は高江で行われている「反対運動の現地報告」などではない。そもそも現地に行っていない上、40Km以上も離れた二見杉田トンネル前で車を停め、反対派の暴力行為が危険で現場に入れないなどと虚偽の内容を流している。その上、「反対派が救急車を止めた」など、ネトウヨが拡散させた多数のデマまで、何の裏とりもなく流している。

(略)

最後の「重く受け止め、対処します」というのは、素直に読めば「不始末を犯した長谷川を処分する」と世間に公表したようなものだ。私もそのように受け止めている。いったい、何が不始末だったのだろうか。

そもそも東京新聞とニュース女子は関係ない。それでも私を処分するというのは、私が論説副主幹を名乗っているからだろう。だが、論説副主幹を名乗ってテレビで発言したり意見を発表したのは、昨日今日に始まった話ではない。論説委員時代も含めれば、10年以上前からそうだ。

反省文を読む限り、番組内容が東京新聞の論調と異なっているうえ「事実に基づかない論評」があり、またそれが「沖縄の人々の心情、立場を深く傷つけた」という話になる。どの部分が「事実に基づかない」とみているのかについて、反省文は明示していない。

事実関係は番組スタッフが取材を続けているので、私としてはその成果を待つ。反対運動の参加者に一部であれ、金銭を支出していた点は反対派も認めている。私は司会者であり、論評したのは別のコメンテーターたちとビデオ出演した地元関係者である点も言っておきたい。

日当を渡して抗議行動に参加者を動員することと、現地を取材してくれる市民記者に交通費の補助をすることとはまったく違う。「ニュース女子」は、のりこえねっとが「東京から、そういう反対派の人たちに、さあ一緒にみんなおいで、5万円あげるから」と言って動員したと、明白な嘘を流したのだ。だいたい、あれが「日当もらって反対運動」だと言うなら、「ニュース女子」がやっていることは何なのか。極右のスポンサーから日当もらっての反対運動潰しではないか。

さらに、自分は司会者に過ぎず、論評したのは他の出演者や地元関係者だというのも、責任のがれの言い訳でしかない。この点についてはリテラが「長谷川氏はMCが番組の“顔”であり、その内容や方針を決定し、番組中もVTRの内容や発言をチェックする責任ある立場だという自覚がない」「井上和彦氏のデタラメな沖縄取材やその解説に、うなずいたり、嬉しそうに同意、また沖縄への差別を助長するような誘導質問さえ行っていた」「それを棚に上げて、番組コメンテーターや沖縄の地元関係者に責任転嫁するとは、卑劣としか言いようもない」と評している[1]が、まったくそのとおりだろう。

(略)

結局、反対運動に対する見方の違い、東京新聞の報道姿勢と社説の主張にそぐわない番組だったことが私の処分につながっている。私が所属する新聞と異なる意見を社の内外で発表しても、いっこうに問題はない。それは言論の自由そのものだ。私はかねてから東京新聞と異なる主張をしてきた。

意見が新聞と異なるのを理由に私を処分するのは、言論の自由に反する。こんなことを許すわけにはいかない。

(以下、問題の本質とは関係ない、「処分」をめぐる東京新聞の内情の話なので略)

「ニュース女子」が垂れ流したデマ、沖縄ヘイトについては、関西MBSテレビのドキュメンタリー『映像’17 沖縄 さまよう木霊(こだま) 基地反対運動の素顔』がきっちりと検証を行っている。「取材」とは、こういう仕事のことを言うのだ。長谷川も、他の出演者も、彼らが垂れ流したデマを喜々として拡散したネトウヨも、このドキュメンタリーを百回くらい見て反省すべきだ。

そもそも、長谷川が批判されているのは、東京新聞の報道姿勢と異なる意見を述べているからなどではない。東京新聞論説副主幹という肩書を使ってヘイトデマの拡散に手を貸しているからだ。デマを流すのは言論の自由などではない。

それすら理解できていないのなら、長谷川には「論説副主幹」はもちろん、ジャーナリストを名乗る資格もない。

[1] 「『ニュース女子』長谷川幸洋のネトウヨ的反論がヒドい! 自分でヘイトデマ流しながら東京新聞謝罪に「言論の自由に反する」」 リテラ 2017.02.10

 

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