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翁長沖縄県知事の勇気を讃えたForbes誌記事

8月8日に亡くなられた沖縄県の翁長雄志知事を、米Forbes誌が「日本で最も勇敢な男」と讃えていた。 フォーブス、翁長知事を「日本で最も勇敢な男」 pic.twitter.com/P0BECOhZGT — 松野大介 (@daisumatsu) 2015年10月2日 アメリカの経済誌という性格からし…

朝鮮人虐殺犠牲者への追悼文を今年も「控える」と言う小池都知事の悪辣さ

小池百合子東京都知事は、昨年に引き続き、今年も関東大震災時の朝鮮人虐殺犠牲者に対する追悼文を送らない方針だという[1]。 東京都の小池百合子知事(略)は一日、知事就任から二年の節目となる二日を前に本紙の単独インタビューに応じた。毎年九月に都内…

追悼 翁長雄志沖縄県知事

8月8日、沖縄県の翁長雄志知事が亡くなられた。 この日の夕方、まず翁長知事が辞職する意向だという報道が流れ、しかしすぐ県幹部がそれを否定、知事は意識混濁で職務が果たせないため謝花副知事を職務代理とする方針で記者会見が行われると報じられた。 …

内田樹氏の「象徴的行為」解釈が変

話の本筋とは関係ないので前回記事では取り上げなかったが、内田樹氏は「私が天皇主義者になったわけ」の中で、「象徴的行為」という言葉について妙なことを言っている[1]。 内田 昨年のお言葉は天皇制の歴史の中でも画期的なものだったと思います。日本国憲…

内田樹氏が「天皇主義者」となった理由を聞いて、天皇制を許してはならないという確信がさらに強くなった。

自ら「天皇主義者」であると宣言した思想家・内田樹氏が、キリスト教系の月刊誌『福音と世界』で、そのように宣言した意図についてインタビューを受けている。(以下、内田氏のブログに転載されたもの[1]から引用する。) 「天皇主義者」と自称してはいても…

死刑廃止国は代わりに現場で射殺(簡易処刑)しているというトンデモ説

死刑執行と現場射殺では意味がまったく異なる 「死刑廃止国は代わりに現場で簡易処刑」説を言い出したのは誰か? 「あの事件」の後でもこのトンデモ説を唱えるのはいくらなんでもダメだろう 死刑執行と現場射殺では意味がまったく異なる 日本で死刑が執行さ…

死刑がダメな理由は、フランス革命期の死刑執行人がすべて見抜いていた

あいまいな内田樹氏の死刑論 麻原彰晃(松本智津夫)をはじめとするオウム真理教事件関係者7人の同日処刑という衝撃の事態を受けて、多くの人が死刑制度の是非について自説を語っている。 たとえば、思想家・内田樹氏は次のように書いている[1]。 死刑につ…