読む・考える・書く

マスコミやネットにあふれる偏向情報に流されないためのオルタナティブな情報を届けます。

「かわいそうなぞう」たちと一緒に殺されたヒョウの「ハチ公」

童話『かわいそうなぞう』で有名な上野動物園での猛獣虐殺は、この童話で描かれたような、空襲が激しくなる中で危険防止のためやむを得ず行われたものではなく、ほとんど空襲もない状況下で「たるんでいる」国民の意識に蹴りを入れ、戦意高揚を図るために意…

死刑の代わりに現場射殺している国は本当にあった!

日本で死刑が執行され、これをEUなどから非人道的だと批判されると、お前たちは犯人を死刑にする代わりに現場で射殺しているではないか、殺しているのは同じなのに偉そうに説教するな、と「反論」する人たちが必ず湧いてくる。 武装した凶悪犯を正当防衛や緊…

江戸の怪談本に描かれた「肝太き」見事な女性

東京新聞に毎週日曜、塩村耕・名古屋大大学院教授が江戸期の古書についての解説記事「江戸を読む」を連載していて、これがなかなか面白い。 9月9日の記事では、江戸前期(1678年 -- 四代将軍家綱の時代)に出版された怪談本『宿直とのい草ぐさ』にある、「…

歴史学者を唸らせた素人

■ 東中野修道の史料批判が立派? 自分はこんなに専門家の書籍や歴史資料を読んでいるし、厳密な史料批判のもとでマンガを描いているのだと小林よしのりは自慢する(BLOGOS 10/24)。確かに、歴史は歴史学者だけの専有物ではないし、史料批判で専門家の鼻を明…

小林よしのりは「反権威」?

前回記事では論点が発散しないよう省略したポイントを少々補足。倉橋耕平氏をエセ学者呼ばわりしたブログ記事で、小林は蔵書自慢・読書量自慢とともに、自分の「反権威」姿勢をも誇示している。 『ゴーマニズム宣言』は最初から「権威よ死ね」であり、形骸化…

学者をなめてる小林よしのり

■ 倉橋耕平氏をエセ学者呼ばわり 「反省のできない漫画家」小林よしのりが、ゴー宣を批判されてまたこんなことを書いている。 BLOGOS(10/24): 漫画家をなめてるエセ学者・倉橋耕平 今朝、10月24日の朝日新聞の「耕論」というページで、倉橋耕平という自称…

朝ドラ「まんぷく」の拷問シーンに「憲兵が気の毒」などと噴き上がるウヨさんたちの脳内ファンタジー

この10月から始まったNHKの連続テレビ小説「まんぷく」で、主人公福子の恋人立花萬平が憲兵隊に拷問されるシーンが酷すぎるとウヨさんたちが噴き上がっている。 だが、立花萬平のモデルである日清食品の創業者安藤百福が憲兵隊に拷問されたのは、自伝にも書…