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企画・編集と検閲が区別できない人たち

表現の不自由展についての記事に、こんなコメントがついた。 ブログ主さんにお尋ねします。 僕が、自称でアーティストを名乗り、 稚拙な絵を国立美術館に持ち込み、 展示してくれ、と言ったところ 断られたとしたら、 それは、公権力による、 表現の自由を阻…

「拝謁記」で明らかになった天皇裕仁の詭弁と責任回避

8月17日に放映されたNHKスペシャル『昭和天皇は何を語ったのか ~初公開・秘録「拝謁記」~』。戦後初代の宮内庁長官となった田島道治が天皇裕仁の言動を5年近くにわたって詳細に記録した文書が新たに発見(遺族により公開)され、その内容を紹介した番組…

安倍改憲(壊憲)案の既成事実化を目論む政治屋たち

柴山昌彦(文部科学相、自民党) 柴山文科相は、自分らがゴリ押しで進めているデタラメな「大学入試改革」に反対して声を上げた学生を、警察を使って強制的に排除した。 それだけでも許し難い暴挙だが、たった一人で、それも肉声で抗議しただけの行為に対し…

「表現の不自由展」公金支出問題は大村知事の主張が全面的に正しい

「あいちトリエンナーレ2019」の件で、日本国憲法を理解していない極右政治屋連中が、このような「反日的」企画に公金を使うのはおかしい、みたいなことを言っている。 「あいちトリエンナーレ2019」における河村市長・菅官房長官の「表現の自由」侵害行為に…

京アニ支援への恣意的優遇は法の下の平等に反する

先月の京都アニメーション放火大量殺傷事件に関連して、安倍政権は被害者らへの支援金を税制上特別に優遇する措置を検討しているという。 www.sankei.com アニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)の放火殺人事件をめぐり、政府が被害者…

中学校からやり直すべきレベルの執筆者が教科書を書き、同レベルの検定官がこれを合格させている

先日、「あいちトリエンナーレ2019」の件で百田尚樹と産経が「表現の自由」や「公共の福祉」についてバカなことを言っていたので批判しておいたが、今度はまったく同じ屁理屈が中学校向けの教科書に書いてあるというツイートが流れてきた。 今日、ミーティン…

玉音放送でも嘘だらけだった天皇裕仁

今日は敗戦の日(昭和天皇裕仁が、連合国に無条件降伏することを自らラジオ放送で表明した日)だが、その内容の現代語訳をハフィントンポストが紹介してくれている。 これを見ると、そのいわゆる「玉音放送」においても、裕仁の発言は嘘だらけだったことがよ…