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強制退去取り消し判決

おんな組いのち」携帯100文字通信から転載

### 携帯100文字通信 No.2118 2010/12/18配信 ###

不法入国したペルー人の両親(三重県鈴鹿市)と日本で生まれた長女(10)が国を相手に強制退去処分の取り消しなどを求めた訴訟の判決で、増田稔裁判長は「長女は日本での生活経験しかなく、両親と別れて暮らすこともできない」として、処分取り消しを命じた。いい判決が出てほっとした。(M)

Asahi.comペルー人家族の強制退去処分、取り消す判決 名古屋地裁」(12/9)によると、

 判決は、長女がペルーで生活したことがなく、普段から日本語を話して小学校に通っていることに言及。児童の権利に関する条約を引用して「(在留特別許可には)児童の最善の利益が考慮されるべきだ」と述べ、「父母と長女を一体のものとして許可するかどうかを判断するのが相当」とした。

 さらに「在留資格がない不自由な立場にありながら、両親は息子を高校に進学させるなどしており、夫婦が協力して懸命に子育てした様子がうかがわれる」と指摘。退去処分とした3人に在留特別許可を与えなかった判断について「社会通念に照らし著しく妥当性を欠き、名古屋入管が裁量権の範囲を逸脱、乱用したもので違法だ」と述べた。(上田真由美)

とのこと。

珍しく人権に配慮した真っ当な判決だが、これはまだ地裁段階。国の控訴が心配だ。