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マスコミやネットにあふれる偏向情報に流されないためのオルタナティブな情報を届けます。

3号機の水素爆発は「爆轟」

…というものだったのだそうだ。

今朝の東京新聞によると、

 三月十四日に東京電力福島第一原発3号機で起きた水素爆発は、衝撃波が音速を超える「爆轟(ばくごう)」と呼ばれる爆発現象だったことが、財団法人エネルギー総合工学研究所(東京都港区)の解析で分かった。発生した水素の量の違いで、1号機より破壊力が高い爆発が発生したという。

 3号機の爆発は、灰褐色のきのこ雲のような煙が上空約三百メートルまで立ち上り、海外の一部では「核爆発」説も流れた。白煙が横方向に噴き出すような形の1号機の爆発に比べて格段に規模が大きかった。同研究所は、経済産業省から委託を受けて開発したシミュレーションソフトを使い、水素がどのように爆発したかを解析した。

 3号機は三月十三日午前二時四十分、原子炉の燃料棒を冷やす注水機能が停止。燃料棒の周囲の水が温まって水蒸気となり、燃料棒を覆うジルコニウム合金と水蒸気が化学反応を起こし、大量の水素が発生した。

 水素は酸素と反応すると爆発し、空気中の水素濃度が18%を超えると爆轟現象が起きやすくなるという。3号機では最終的に五百四十キログラムの水素が発生。原子炉建屋最上階での濃度は約30%となり、注水停止から約三十二時間後の十四日午前十一時一分に爆轟が起きた。燃焼時間は〇・〇二秒で、建屋内の圧力は約六十気圧(通常は一気圧)に達し、建屋上部が吹き飛んだ。

とのこと。

3号機のあの映像をテレビで見たときは、ついに最悪の事態(原子炉そのものを吹き飛ばす水蒸気爆発)が起きたのではないかと正直生きた心地もしなかったものだが、高い水素濃度のせいで現象が激烈だったものの、建屋上部での水素爆発という点では1号機と変わりはなかったようだ。

それにしても、この記事であきれたのは以下のコメントだ。

◆設計に影響大きい

 三宅淳巳・横浜国立大教授(安全工学)の話 爆轟が起きるかどうかは気体の濃度のほか、空間の密閉強度や着火する際に加えられるエネルギーの大きさによって左右される。爆轟が起きたと分かれば、今後の原発の設計に与える影響は非常に大きい。

「今後の原発の設計に与える影響」って、この期に及んでまだ新たな原発を設計するつもりなのか?

仮にも「安全工学」を専門とする身で、安全な原発などあり得ないことがまだ分からないのか?

「専門バカ」どころか「バカな専門家」が多すぎる。