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読む・考える・書く

マスコミやネットにあふれる偏向情報に流されないためのオルタナティブな情報を届けます。

やっぱりペテンだった電力不足キャンペーン(その2)

 

まず、今朝の東京新聞のコラム「筆洗」から:

▼この梅雨の季節に、山桃の実の酸っぱさは一服の清涼剤のようだったが、きのうの日本列島は、梅雨の晴れ間にしては厳しい暑さに覆われた

▼各地で三五度以上の猛暑日となり、東京では、体育大会を開いていた中学・高校の生徒十六人が熱中症で搬送された。東京電力によると、四千九百万キロワットの供給量に対して、ピーク時の使用量は四千五百七十万キロワット。東日本大震災後の需要としては最大だった

▼「でんき予報」が気になるが、一喜一憂することはない。七月中にも全面復旧が見込まれる福島県広野火力発電所(計三百八十万キロワット)などを含めれば、電力不足はことさら深刻に考える状況なのか。原発に固執する「電力不足キャンペーン」を見極めたい

▼もちろん個々の節電は大切だが、夜間電力は今も余っている。寝る時にエアコンを使うことをためらう必要はない。特にお年寄りは我慢してしまいがちだ。涼しい風の中でたっぷり睡眠を取っていただきたい。

 

やはり東京新聞はマスコミの中では最も真っ当な部類と言っていい。

 

そして、金子勝氏のツイートから(6/29 0:54):

消防庁によれば、熱中症での搬送が去年の5倍のペースで増えている。電力10社独占体制を守るために、クーラー使うなという節電狂奔劇の裏で、また人命軽視。発送電分離改革と固定価格買取制度導入を急ぎ、もっと前向きに自然エネルギーをどんどん作ろう。p.tl/4Ypn

 

こちらが言及されている元記事(47NEWS)

熱中症搬送は前年の5倍超 6月の1週間、消防庁速報値

 

 熱中症のため6月20日から26日にかけて病院へ搬送された人は全国で2996人に上ったことが総務省消防庁の速報値で28日分かった。先週の猛暑が原因で、前年同期の5・3倍に当たり、わずか1週間で昨年6月の搬送者数(2276人)を上回った。搬送直後に死亡した人は7人だった。

 

 消防庁は、各都道府県に熱中症への住民の注意喚起を要請。「節電は大事だが、エアコンも使うなどして室温が28度を超えないよう心掛けてほしい」としている。昭和大の三宅康史准教授も「梅雨の合間は熱中症が増える。工事現場や学校の部活動などは責任者が早めに切り上げることなどが必要」と指摘。

2011/06/28 19:31   【共同通信

 

しっかりと覚えておこう。

この夏、電力不足キャンペーンによる無理な節電の結果、熱中症で死ぬ人がどれほど出るのかは分からない。

しかし、彼らは一人残らず、原発利権を維持するためのペテンによって殺されるのだということを。