読む・考える・書く

マスコミやネットにあふれる偏向情報に流されないためのオルタナティブな情報を届けます。

ついに福島県が朝鮮学校の除染を決定

 

先ほど金明秀さんのTwitter経由で入ってきた情報。

「各種学校」だからと福島朝鮮初中級学校を除染対象から排除してきた福島県が、ついに態度を改めたとのこと。

 

@rysyrys 梁英聖

 

福島県私学法人課に電話したら、福島朝鮮初中級学校が校庭等土壌緊急改良事業の対象に入ることが決まったとの回答を得ました。当然のこととはいえ朗報。朝鮮学校は歴史的に日本の教育行政から「正規の学校」(準一条校)として認められてこなかったが、今回の決定がこれを崩す一歩になればと願います。

 

@sang_yong_34 李相英


おお!朗報ですね。RT @rysyrys 福島県私学法人課に電話したら、福島朝鮮初中級学校が校庭等土壌緊急改良事業の対象に入ることが決まったとの回答を得ました。

 

@rysyrys 梁英聖


@sang_yong_34 ほんとうによかったです。福島朝鮮初中級学校の保護者や地域の在日朝鮮人、そして支援する日本人の要請行動が実を結んだのでしょう。気になるのは、他の自治体で行われる放射線対策で朝鮮学校が対象となるか否かですね。今後にもプラスに影響してくれたらいいのですが。

 

これは一応、素晴らしいニュースではあるのだが…。

行政が汚染地域内にある学校の除染作業をするのは、あえて当然と指摘するのが馬鹿馬鹿しいほど当然なこと。

しかし、こういう当然なことを差別なく行政にやらせるために、在日社会がどれほど莫大な時間と労力とコストを費やしてきたことか。

それを思うと、やはり胸が痛くなってくる。


しかも、だ。

なんと、福島県が負担する除染費用は2分の1だけで、残り半分は学校側が負担せよというのだ。


かっちんの青商会物語(7/22)

福島県庁との交渉−その③ グラウンド撤去費用 2分の1負担


先日、福島県庁、私学法人課から、福島朝鮮初中級学校のグラウンドの表土撤去について、ようやく、県が、2分の1負担することになったとの連絡を受ける。

正確且つ詳しいいきさつについては、第3次除染後の25日(月)10時より、県庁にて、交渉を行う。

福島ハッキョの方で2分の1負担でよしとする方向が定まるとすれば、今後の課題としては、残りの2分の1の費用をどのように集めていくのか、ということになる。


このみみっちさはいったい何なのか?

どこまでいっても、在日を日本人なみに扱うのは嫌だというのだろうか?

あきれ果てた差別根性だ。