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読む・考える・書く

マスコミやネットにあふれる偏向情報に流されないためのオルタナティブな情報を届けます。

首相がネトウヨ

 

夫がネトウヨ』というブログがある。本人が拡散を希望していないようなのでリンクは貼らないが、ある日気がついたら夫がネトウヨになっていたという、妻の苦悩を綴ったブログだ。

 

やさしかった夫が、なんだか変わってしまいました。

猛勉強したインターネットで調べたりしているうちに、
うちの夫は「ネトウヨ」と呼ばれる人になっちゃったんだと
思い始めました。

以前の夫に戻ってくれないかなぁと願い続ける毎日です。

 

「夫」ばかりではなく、妻が、親が、友人が…、と、周囲の人々の変貌に愕然とする人が増えているらしい。

 

週刊現代(3/8):

増殖中!妻が「ネトウヨ」になりまして

 「私にも、友人がネトウヨ化してしまった経験があります。その友人は、右翼的というよりむしろ左翼的な人なのですが、韓国の人のことをただただ嫌っている。彼の例から考えても、ネトウヨは政治意識ではなく、もっと感情的で浅いものだと感じます。

 彼らの誤った主張を頭ごなしに批判することも、ときには必要かもしれません。しかし、叩けばネトウヨがいなくなるわけではない。

 私自身、演劇がなかったらネトウヨになっていたかもしれない、と思います。身近に拠って立つものがないときに、国家といった大きなものに槌りたくなる気持ちはよく分かるんです」(高間響氏)

 

身近な人がネトウヨ化してしまうのは、本人にとっては大変な問題だが、社会全体にとっては、権力を握っている人間がネトウヨ化する(またはネトウヨが権力者になってしまう)ことほど始末に負えないことはない。もちろん、日本国の恥多き首相、安倍晋三のことである。

 

東京新聞(11/27)特報部:

首相はネトウヨだった!?

フェイスブックで小4なりすまし批判 差别扇動サイト「保守速報」引用

 

 安倍晋三首相のフェイスブック(FB)が、またもや物議を醸している。ヘイトスピーチ(差別扇動表現)で訴えられているネット掲示板「保守速報」の記事をシェア(共有)していたのだ。ネット上では、「(首相は)正真正銘のネトウヨネット右翼)だった」などのつぶやきが飛び交っている。    (沢田千秋)

 

 

 保守速報の記事は、首相のFBが、秘書のFBをシェアしたもの。秘書は「それなりに面白いので見てください」とコメントしていた。

 保守速報の記事が扱ったのは、二十一日の衆院解散直後に開設されたサイト「どうして解散するんですか?」。自称小学四年生で放送部の「中村」君が、「しつもんです。なぜ1回で700億円もかかるのに衆議院を解散し、選挙を行わなければいけないの」と問い掛けている。

 サイトの完成度が高く、当初から大人の関与が疑われ、翌二十二日夜、慶応大の男子学生が「中村とは僕です」と謝罪文を掲載した。

 首相は、このサイトがよほど腹に据えかねたのか、二十四日までに、自身のFBで「批判されにくい子供になりすます最も卑劣な行為」と激しく糾弾した。この書込みと一緒に、保守速報の記事をシェアした秘書のFBも紹介した。

 確かに大学生も悪いが、一国の首相が激高するような話か。それ以上にネット上で波紋を広げているのが、保守速報のシェアだ。

 在日コリアンの女性フリージャーナリストは八月、ネット上の人種差別的な記載で精神的な苦痛を受けたとして、保守速報の運営者らに損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。ヘイトスピーチ問題を取材するジャーナリストの安田浩一氏は、保守速報について「ネット掲示板2ちゃんねる』の情報や独自記事を掲載し、在日コリアンらへの誹誇中傷、ヘイトスピーチ、差別、偏見をかき集めた非常に悪質なサイト」と指弾する。「首相が引用したと聞き、信じられなかった。単に脇が甘いでは済まされない。首相の思考が保守速報と共振している表れであり、これは差別、ヘイトヘの加担だ」

 首相は昨年五月の参院予算委員会で、自身のFB上で閲覧者による差別的コメントが増えていると指摘され、「エスカレーションを止めるべきだろうとコメントしていきたい」と答弁した。

 ネットに詳しいジャーナリストの津田大介氏は「あの答弁は何だったのか」とあきれる。「FB閲覧者に対し、人種差別的発言をやめるよう言うのが首相の役割なのに、首相や秘書が保守速報を情報源にしている」

 首相側はネット上の騒動に驚いたのか、「小四サイト」への批判文と保守速報の紹介部分を削除。二十六日、「小学4年生と偽った大学生もそのアイディアやエネルギーを強くて明るい将来に向けてほしい」など投稿し直した。

 

津田氏は安部自身の国会答弁との矛盾を批判しているが、実はこういう言行不一致こそが安倍というネトウヨ政治家の本質なのではないか。

 

 

 

安倍首相は、演説や国会答弁ではなにやらご立派なことを言うが、行動では自身の言葉を全力で裏切る。安倍にとって、言葉は単なる道具であり、自身の行動を律するものではまったくないのである。だから安倍は、「私が最高責任者だ」などというセリフを平気で言えてしまう。自分の行動の結果何が起きようとその責任をとる気などない(せいぜいまた「給食当番でもやめるように」(©辛淑玉さん)退陣すればいいくらいに考えている)からこそ、そんなことが言えるのだ。

 

夫がネトウヨ

2014/2/23 アンネの日記

 

図書館のアンネの日記がめちゃくちゃに破られていた写真を見ました。
その引きちぎり方から伝わる呪いや憎しみを、心から怖いと思いました。この社会、どうなっちゃうのって戦慄しました。

このまま支持率下がらないで安倍政権が続いたら、どっかでピークが来て、ドイツのクリスタルナハトみたいなこと起きるんじゃない? もし始まっちゃったら、夫、近所の焼き肉屋を焼き討ちしてそう。
もしくは、かつてアメリカとキューバがなったみたいな危機的状況に中国となるんじゃない? もし始まっちゃったら、大嫌いな中国人を殺すために夫は従軍すればいいよ。私は難民になって外国に逃げるから。…

 

家族がネトウヨになってしまった場合どうすべきかは、それぞれの家庭の事情もあり、簡単には決められない。「離婚すればいい」などと外部から気軽に言えることではない。

しかし、「首相がネトウヨ」の場合、やるべきことははっきりしている。選挙で鉄槌を下し、一刻も早く自民党もろとも権力の座から追放することだ。あなたが難民となって見知らぬ土地を彷徨う日が来るのを防ぐために。

 

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