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三浦瑠麗を擁護し文在寅をディスる松本人志の不見識

フジテレビ「ワイドナショー」で、潜伏している北朝鮮工作員が金正恩政権崩壊時にテロを実行すると発言した三浦瑠麗を、同番組コメンテーターの松本人志が擁護している。

日刊スポーツ(2/12)

 松本は同日夜、ツイッターを更新。三浦氏へのバッシングを受けてのものなのか、「たとえばオレの番組にゲストで出たタレントさんが叩かれてたりするとツライです。きっとサービス精神でいろいろ話してくれたのに。ダウンタウンの番組に出て楽しかった!って思って欲しいもんなー」との思いをつづった。

三浦や松本にとっては、番組でヘイトクライムを引き起こしかねない差別扇動をするのも、視聴者に受けのよい北朝鮮ネタを一つ提供してみただけのことで、楽しいお遊びだったのだろう。

同じ番組で松本のほうは、開催中の平昌オリンピックにからめて、韓国の文在寅大統領をディスって笑いを取っていた。

松本 ホントにこれはピョンチャン(平昌)オリンピックなのかと。ピョンヤン(平壌)オリンピックじゃないのかと思ってたんですが、さらに突き詰めて考えたら、これムンチャン(文ちゃん)オリンピックですよ。だから文ちゃんのためにみんなやってるみたいな。文ちゃんの点数集めのためにやってるみたいな感じですよ。

韓国は平昌オリンピックを北朝鮮との対話を促進する絶好の機会として活用しているが、平和の祭典であるオリンピックを平和外交に使って何が悪いのか?

人気取りのためのオリンピックの政治利用だというのなら、こういうの↓こそがそれだろう。

だが、松本人志は東京オリンピックを「安倍ちゃんオリンピック」と揶揄したりはしない。それどころか安倍と会食させてもらって喜んでいる。

笑いという武器を権力者に向けることは決してない。所詮その程度の人間ということだ。

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