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はすみとしこ、「シリア難民危機への最悪の反応」で堂々の2位

伊藤詩織さんへの誹謗中傷で最近また話題となっている はすみとしこ について、今日こんなツイートが流れてきた。

リンクされているstepFEEDの記事自体は2015年10月のものだが、日本のバカウヨが国際社会からどのように見られているかがよく分かる記事なので、訳してみた。

2位 はすみとしこ(日本人絵師)

日本の右翼絵師 はすみとしこ は、シリアの子どもたちは利益を得る目的で難民になっていると考えているようだ。何だってー?

BBCによれば、このマンガのキャプションにはこう書いてある。「私は安全で清潔な暮らしがしたい。美味しいものを食べて、お出かけして、可愛い服を着て、そして豪華な生活がしたい……全部誰か他人のお金で。いいアイデアがある。難民になろう。」

この絵師は、自分はこの少女をシリア人だとは言っていないと主張しているが、この絵をレバノンで暮らしている子どもの写真をもとに描いたことは認めている。自分の立場をより明確にしようと、はすみは、自分は単に「ニセ難民」を叩いているだけだと主張した。明らかに彼女は、ある種の人々はただスリルや娯楽のために爆撃された家や銃弾や死んだ家族を残して逃げていると信じているわけだ。


オーストリアの極右政党党首(4位)やFox News(5位)といった強豪を押さえての2位というのだから大したものだが、この頃と比べてもはすみの悪質さは更に深刻さを増しているように思える。

ちなみに、この記事で1位を獲得したのはドナルド・トランプである。

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