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信用できない歴史関連本の見分け方

いま、ある調べ物をする必要から北康利『白洲次郎 占領を背負った男』という本を読んでいるのだが、一読してみて、この本の内容はまったく信用ならない、という結論になった。 なぜこの本が信用できないかを説明していくと、ある意味、一見もっともらしいが…

ナンジ人民 家で死ね

菅スガがとうとう、新型コロナウイルス感染症の患者のうち、入院対象を「重症者など」に限定すると言い出した。 東京新聞(8/3): 菅首相「重症リスクの高い人以外は自宅療養」 政府、病床不足で方針転換 政府は2日、新型コロナウイルス感染症の医療提供体…

中国に取り残された残留日本兵、石田東四郎さんのこと

小野田寛郎(1974年フィリピンから帰国)や横井庄一(1972年グアムから帰国)などと違って知名度はゼロに近いが、1993年、敗戦から48年も経ってようやく中国から帰国した石田東四郎という元日本兵がいる。 この石田さんにまつわる物語は、実に驚くべきものだ…

五輪選手村についての醜聞まとめ

海外からの選手団が実際に入村する段になって、東京五輪の選手村がどれだけひどいか、世界に向かって次々と明かされる事態となっている。 【東京五輪】選手村に…テレビもねえ!冷蔵庫もねえ!トイレも少ねえ! 追及に組織委は困惑(東スポWeb)#Yahooニュースh…

インタビュー記事を読む限り、『ONODA』のアラリ監督は小野田寛郎の実像をまったく分かっていない。

前回記事で取り上げた映画『ONODA』のアルチュール・アラリ監督に、「地球の歩き方」がカンヌでインタビューを行っている。しかし、予告編を見ても、このインタビュー記事[1]を読んでも、アラリ監督が小野田寛郎の実像を理解していたとはとても思えない。 ア…

小野田寛郎を英雄扱いしてきただけでも大概だが、今度はその嘘を世界にまで広めるのか?

映画『ONODA』がカンヌでスタンディングオベーションという惨事 ゴーストライターが暴露せざるを得なかったほどひどい手記のデタラメ 小野田はとっくに戦争が終わったことを知っていた 小野田はジャングルに潜んで何をしていたのか? 小野田はなぜ津田氏のル…

かわいそうな富岳くん

理化学研究所が誇るスーパーコンピューター「富岳」だが、せっかく世界最高性能を達成したというのに、コロナ関連では頭の悪い計算ばかりやらされている。 NHK朝のニュースでやってる、理研スパコン「富岳」使った研究を紹介「満員の状態だと空気の流れが止…