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マスコミやネットにあふれる偏向情報に流されないためのオルタナティブな情報を届けます。

マスコミ

政府の財政収支を家計に例えてはいけない

東京新聞は、日本のマスコミとしては非常に優秀な部類に入るが、それでも中にはダメ記者もいればダメ記事も載る。 1/16に載った 【私説・論説室から】国の予算を見つめると という記事など、そうしたダメ記事の典型と言っていいだろう。 以下、どこがどのよ…

新聞の社説に珍しく載った真っ当な経済政策

1/27の中日新聞に、インフレ目標政策の導入を求める社説が載った。 インフレ目標 日本も導入に決断を 米国の連邦準備制度理事会(FRB)が年2%の物価上昇率をめざすインフレ目標政策の導入を決めた。日本はデフレ脱却を掲げながら、いまだ実現できてい…

高齢者にも見抜かれる…以下略w(パート2)

再度、東京新聞の読者投稿(6/23)から。 こちらは81歳の女性。 若者の意見謙虚に学べ 父は東日本大震災を「天罰」と言い、息子はイタリアの国民の原発に対する良識に「集団ヒステリー」と言った。 この非人間性の酷似、ここに極まれり。このような人間を選…

NHKの悪質な印象操作

はなゆーさん経由でNHK(魚拓)。 世論調査 “原発縮小”半数近くに6月14日 6時19分 NHKの世論調査で、国内の原子力発電所を今後どうすべきだと思うか尋ねたところ、「減らすべきだ」と答えた人が、先月に比べて4ポイント増えて47%となり、東京電力福…

「風評被害」という薄っぺらい言葉

3.11以来、「安全」「安心」「ただちに健康に影響はない」等々、今だけ現実から目を逸らさせればいいという類の、薄っぺらい言葉がマスコミをフル活用して流され続けている。 「風評被害」もその一つだろう。責任の所在をすり替え、実害を見えなくするため…

今回も「指定暴力団」が救援に大活躍

以前、石原慎太郎の無能有害ぶりと対比させて、阪神淡路大震災の際に山口組が行った目覚しい救援活動について書いたことがあるが、今回の東日本大震災でも「ヤクザ」が大活躍している。 時事通信: ヤクザの被災者支援に関心=「イメージアップ必要」と分析−…

ジャーナリズムなきマスコミ

一方は「政治と金」をめぐる小沢バッシング問題、他方は調査捕鯨問題と、扱っている問題はまったく別個ながら、今日たまたま、世論をミスリードするマスコミの問題を指摘した記事が二つ出ていた。(強調部は筆者による) ■田中良紹の「国会探検」 この国の「…