読む・考える・書く

マスコミやネットにあふれる偏向情報に流されないためのオルタナティブな情報を届けます。

天皇制

天皇・皇族にも人権を与えるべき? ならばまずその特権を放棄してもらおう

天皇や皇族には、日本国憲法が保障する各種の人権は認められていない。 彼ら/彼女らには職業選択の自由も好きなところに住む自由もなく、選挙権・被選挙権もない。政治的発言が許されない立場であるため、表現の自由や学問の自由も制約される。 好きな相手と…

あの竹田恒泰でもたまには正論を言うことがあるという驚き

睦仁(明治天皇)の玄孫(ただし女系)という以外に自慢できることの何もないあの竹田恒泰が、5日放送のテレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』にゲスト出演し、いつもの「天皇は何が何でも男系男子でなければならない」論をぶっていた。 羽鳥モーニングシ…

「雨が上がって日が差したら虹が出た」だけのことを奇跡でも起きたかのように騒ぐバカの国

22日は、新天皇徳仁が即位を宣言する儀式だという「即位礼正殿の儀」が皇居で行われ、NHKも民放も、地上波全局がその中継だの解説だので埋め尽くされた。皇族女性の服の色がどうとか、くだらない話ばかり聞かされてうんざりである。 この日は朝からかなりの…

君が代は恋の歌とかいうポエムがまた出回っているので間違いを正しておく

今回はJapaaanとかいうサイトがやらかしている。 mag.japaaan.com オリンピックやワールドカップなど、国際競技の表彰式などでよく聴かれる国歌。 国歌は文字通り国家のテーマソングとして広く国民に親しまれており、その内容は国によって様々。国家の歴史や…

シンボルの意味はどう使われたかによって決まる。由来など関係ない。

こんなのはいちいち言うまでもなく当たり前のことで、なぜわざわざ説明しなければならないのか、困惑するしかない。本当に、ウヨい人たちというのはどうしてこうバカなのだろうか。 韓国人が嫌う旭日旗の本当の意味は 天照大御神が由来↓左写真 天照大御神が…

「拝謁記」で明らかになった天皇裕仁の詭弁と責任回避

8月17日に放映されたNHKスペシャル『昭和天皇は何を語ったのか ~初公開・秘録「拝謁記」~』。戦後初代の宮内庁長官となった田島道治が天皇裕仁の言動を5年近くにわたって詳細に記録した文書が新たに発見(遺族により公開)され、その内容を紹介した番組…

玉音放送でも嘘だらけだった天皇裕仁

今日は敗戦の日(昭和天皇裕仁が、連合国に無条件降伏することを自らラジオ放送で表明した日)だが、その内容の現代語訳をハフィントンポストが紹介してくれている。 これを見ると、そのいわゆる「玉音放送」においても、裕仁の発言は嘘だらけだったことがよ…

昭和天皇の写真を燃やして何が悪い

あいちトリエンナーレ2019での企画展「表現の不自由展・その後」の件で、「平和の少女像」と並んで右派から集中攻撃されていたのが、昭和天皇裕仁の写真(をモチーフにした版画)を燃やす映像の展示だった。 慰安婦像の問題もありますが日本のまた国民にとっ…

天皇位の男系継承問題を最終解決する画期的アイデアw

日本会議をはじめ、天皇位の継承はどうしても「男系継承」でなければならない、と言い張る右の人々は多い。 どうして女系の継承(天皇の娘が即位して天皇となる、また、女性天皇とその配偶者との子が次の天皇となるなど)ではいけないのか。その理由を、日本…

立憲君主制がファシズムの台頭を防ぐ?

■ ドイツを立憲君主制にしておけばナチス台頭を防げたという説には根拠がない 東京新聞の「私説 論説室から」(5/27)にこんな話が載っていたのには驚いた。 プロイセンの君主制 連載社説「天皇と憲法」で取材した君塚直隆・関東学院大教授は、立憲君主制が…

「記録の国」中国に「前王朝の痕跡を根こそぎ消してきた」と難癖をつけるネトウヨさんの蛮勇

■ 中国では各王朝が前代の正史を編纂してきたのだが… 何度教え諭されても、入れ替わり立ち替わり、ドヤ顔でこういうことを言い出すネトウヨさんが現れる。 民族が替わり、前王朝の痕跡を根こそぎ消してきた近隣諸国に「歴史ガー」とか「反省ガー」とか言われ…

天皇は「男系」でなければならないと頑迷に言い張る人々の本音

■ 「万世一系」断絶の危機w 平成天皇明仁アキヒトから令和天皇徳仁ナルヒト(もちろんここではわざとこう呼んでいる)への代替わりに伴って、天皇位の継承に関する議論がかまびすしい。 ポイントは、皇室典範を変えて「女性天皇」や「女系天皇(女性天皇と…

天皇を何と呼ぶかなど個人の自由。他人に指図される筋合いはない。

■ 自称「神祇官代」の妙なツイート 先日、TLに妙なツイートが流れてきた。「神祇官代」と称する、今年2月に登録されたばかりのアカウントによるものだ。 【確認事項】「平成天皇」や「令和天皇」とお呼びするのはご遠慮下さいこれは諡(おくりな)と言い、…

紀元前の中国農民ですら喝破していた血統の無意味さを理解できない日本人

マスコミが煽る「令和」「令和」の奉祝ムードに流されて、何一つ解決していないこの社会の問題をあっさりスルーする「普通の日本人」たち。実際、世界的に見ても、支配層にとってこれほど「ちょろい」民族は珍しいだろう。 ■ 皇室が最古の王朝だから日本はす…

気色悪い天皇制翼賛報道

予想されたとおりではあるが、改元だ退位だ新天皇即位だと、マスコミの天皇制翼賛報道が続いている。 戦前とまったくメンタリティが変わっていない。気色悪いとしか言いようがない。 そんな醜悪さは沖縄からだとよりクリアに見えるのだろう。辺野古で抗議活…

「元号を廃止した中国は日本をうらやんでいる」? んなわけないだろw

昨日TLに流れてきたツイート。 新聞に「中国では100年前に元号を廃止したので日本を羨んでいる」という記事があったけど、何で日本は他国が大昔に廃止したようなもんをありがたがってるんだって話。 — Tad (@CybershotTad) 2019年3月30日 どこかのバカウヨの…

初期天皇家の引っ越し事情w

今日は紀元前660年のこの日に「神武天皇」が即位したという大嘘を根拠に明治クーデター政権が勝手に決めた「建国記念の日」なので、神武と初期天皇家に関するデタラメを一通り指摘しておくことにしよう。 ■ 「神武天皇」などいなかった まず初代の「神武」。…

「天皇主義者」内田樹氏の元号論がやっぱり変

「天皇主義者」を自称する思想家・内田樹氏が、元号に関する朝日新聞の取材を受けて、その回答をブログに書いているのだが、率直に言って屁理屈のレベルを越えていない。 blog.tatsuru.com 元号を廃して、西暦に統一しようというような極端なことを言う人が…

あらためて、教育勅語はどこがダメか

■ 柴山文科相、就任会見でいきなりのトンデモ発言 安倍「全員壁際ライトの野球チーム」内閣で文科相に起用された柴山昌彦が、就任会見でいきなり教育勅語を持ち上げるトンデモ発言を行った。 朝日新聞デジタル(10/4): 教育勅語「使える分野は十分にある」…

戦争責任は他人から「言われるから」辛いという天皇裕仁の無責任

先日も昭和天皇裕仁のクソな「思し召し」特集記事を書いたばかりだが、またこの人物の無自覚・無責任ぶりを示す新たな史料が出てきてしまった。 これは1974年から晩年まで侍従を勤めた故小林忍氏の日記で、共同通信が氏の遺族から日記を預かり、各紙でその内…

天皇裕仁のワースト・オブ・クソ「思し召し」大会

こちらの記事へのコメントで要望を頂いた件、面白そうなのでやってみた。昭和天皇裕仁のクソな「思し召し」と言えば、すぐ思い当たるのはつぎのようなものだろう。 1.特攻隊は「よくやった」(1944年10月)→特攻作戦続行・拡大 海軍特攻隊の生みの親と言わ…

内田樹氏が「天皇主義者」となった理由を聞いて、天皇制を許してはならないという確信がさらに強くなった。

自ら「天皇主義者」であると宣言した思想家・内田樹氏が、キリスト教系の月刊誌『福音と世界』で、そのように宣言した意図についてインタビューを受けている。(以下、内田氏のブログに転載されたもの[1]から引用する。) 「天皇主義者」と自称してはいても…

「君が代」なんか捨てて「われらの日本」を国歌にしよう

71年前の今日、1947年5月3日は、アジアに史上最悪の大災厄をもたらし、加害国日本をも破滅に陥れた明治憲法が正式に廃棄され、代って新憲法が施行された記念すべき日である。 画像出典:国立公文書館 この日、皇居前広場で開催された新憲法施行式典では、…

力士はなぜ裸同然の格好で相撲をとるのか

■ 力士はなぜ裸体なのか、という疑問 子どもの頃から、テレビで大相撲を見ていて疑問だったことがある。なぜ力士は、廻まわしを締めただけの裸体のうえに髷(まげ)という珍妙な恰好で相撲を取るのか、という疑問だ。髷は江戸時代までは身分を問わず男子の普…

天皇制の顕教と密教

こちらの記事でも触れたが、維新の「志士」たちは天皇を「玉ギョク」などと呼び、自分たちの権威付けのための単なる道具と見なしていた。そこには天皇という存在に対する真摯な崇敬も、天皇その人への人格的敬愛もなかった[1]。 (略)なお、木戸孝允があの…

「橋本琴絵」アカウントの「ネアンデルタール」ヘイトに潜む大不敬w

前回記事で取り上げた「橋本琴絵」アカウントは、ネアンデルタール人を極悪非道とする理由として、「弔意がない」ことを挙げている。 死者を悼む心の有無を靖国参拝に直結させる強引さも噴飯モノだが、死者を丁寧に埋葬していたネアンデルタール人にこのよう…

明治維新直後の人民告諭は歴史修正主義と「日本スゴイ」教の元祖

■ カルト教団の勧誘ビラレベルの「人民告諭」 1868(明治元)年10月に京都府民向けに新政府が発した「人民告諭」は、前回記事でも取り上げたが、改めて読んでみるとこれが非常に面白い内容なので、以下に全文を掲載する[1]。(クリックで拡大) 夫それ人は、…

岸田吟香「御巡幸の記」に見る明治初期民衆の天皇認識

■ 暗愚な国難首相の明治礼賛 今年は明治維新から150年だとかで、この愚かな首相を筆頭に、明治礼賛のプロパガンダが巷にあふれることだろう。 首相官邸HP 総理大臣年頭所感: 新年あけましておめでとうございます。 本年は、明治維新から、150年の節目の年で…

朕はたらふく食っていた ― 食糧メーデー当時の宮中の献立

■ 敗戦前まではいなかった内地日本人の餓死者 意外に思われるかも知れないが、アジア太平洋戦争の後半、補給を無視した無謀な作戦により各地で日本軍兵士が続々と餓死(戦病死=栄養失調死)していった一方で、確かに食糧不足に悩まされていたとはいえ、敗戦…

教育勅語「国民道徳協会訳」という悪質な嘘訳

■ なぜか「定訳」扱いのデタラメ「国民道徳協会訳」 作られてから既に120年以上も経つ教育勅語は、原文のままでは現代人には理解するのが難しい。そのため、つい現代語訳に頼りたくなるわけだが、教育勅語の現代語訳というと、なぜか「国民道徳協会訳」と称…