vanacoralさん経由で毎日新聞。
石原都知事:同性愛者「やっぱり足りない感じ」
東京都の石原慎太郎知事は7日、同性愛者について「どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」と発言した。
(中略)
7日の石原知事は、過去に米・サンフランシスコを視察した際の記憶として、「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする」と話した。(後略)
うん、確かに、どこかやっぱり足りない。
この男にはなにか人間として大切なものが大きく欠けている。
まず理性が足りない。思慮が足りない。品位とか内省なんてものはあるはずもないし、そして相手の立場に立ってものを考えてみる想像力というものがまったく欠けている。
反対にあり余るほどあるのが、欧米人に対する劣等感と、その反動としての独善的優越感。
もともと根拠などないその優越感に根拠を与えるために、排外主義に走り、在日や性的少数者といったマイノリティに対する差別を繰り返さざるを得ないのだろう。
本当に気の毒な、哀れな小人である。
なにをどう間違えればこんな人間が育ってしまうのか。ありえないと分っていても、彼の子孫に差別意識が遺伝してしまわないか心配になってくるほどだ。
石原君。君に一番足りなかったのは、多分みずみずしい感性を育てるために必要な情操教育というやつだ。
この際、小学生あたりからやり直してみてはどうか?