今日一日の、南北首脳会談をめぐる動きは本当にすごかった。60年以上にわたって終結させることのできなかった朝鮮戦争が、地球上に最後に残った東西冷戦が、とうとう終わるかもしれないのだ。まさに、歴史が動く瞬間を目撃した一日となった。
北朝鮮の指導者が軍事境界線を越えて、韓国大統領と握手するって凄い光景だよね。
— 大神@肉球新党 (@T_oogami) 2018年4月27日
朝鮮戦争が終結に向かい、朝鮮半島の平和化がなされる。
まさに「その時歴史が動いた!」って感じ。pic.twitter.com/2NERBRatZy
限界ギリギリの北朝鮮を暴発させず、米中を巻き込み、ここまでこぎつけた文大統領、本当に凄い。
— きづのぶお (@jucnag) 2018年4月27日
『手をつないで軍事境界線を越えた南北首脳。カメラが捉えた2人の表情』 https://t.co/i7uPv2HWda
南北両首脳が一緒に軍事境界線を越えて握手を交わしたというだけでもすごいのだが、会談後すぐに(「北朝鮮の」ではなく)朝鮮半島の非核化についての合意が発表される、というこのスピード感がまたすごい。
【速報】南北首脳会談、午前の話合いで朝鮮半島の非核化について合意 pic.twitter.com/e7HS9i1y0A
— インドア派キャンパー (@I_hate_camp) 2018年4月27日
金正恩「軍事境界線は簡単に越えられた。今まで合意は履行されず、失われた11年だった。振りだしに戻らぬよう、良い結果を導き出したい」
— 杉原こうじ(NAJAT・緑の党) (@kojiskojis) 2018年4月27日
文在寅「朝鮮半島の春を世界が注目。我々二人の肩の荷は重い。板門店は分断の象徴から平和の象徴に。全ての民族と平和を望む世界の人々にプレゼントをしたい」 pic.twitter.com/O2Dvln5VS4
そして、一日のうちに、南北共同宣言の発表である。朝鮮戦争の終結と平和的共存に向けた協力関係の構築が宣言されたのだ。
共同宣言発表された。「南北は休戦65年のことし、終戦を宣言して休戦協定を平和協定に転換し、恒久的な平和体制を構築するために、南北とアメリカの3者、または、南北と米中の4者会談の開催を積極的に推進することになった」とのこと。 https://t.co/sFTj3Jd8RR
— 津田大介 (@tsuda) 2018年4月27日
#南北首脳会談
— わたなべ結 (@yuiwatanabe_osk) 2018年4月27日
「完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島実現」で合意、共同宣言!!
すごいっ!✨✨ pic.twitter.com/VFMbBaxgtB
もちろん、一足飛びに事態が解決に向かうとは思えないし、米朝会談の結果次第で、その後どうなるかは不透明だ。しかし、今日の首脳会談に向けて文在寅政権が積み上げてきた努力が驚くべき成果を生んでいることは間違いない。これこそが「外交」というものである。
相互の信頼関係を構築し、行動を積み上げていくことが唯一の「現実的な」戦略である。この雰囲気を周辺国も含めて盛り上げることが現実的にみても大切。https://t.co/b20W5RTfbL
— かまやん (@kama_yam) 2018年4月27日
そもそも「相手を信ずる」のは単にお花畑に相手にフリーハンドを与えるんじゃなくて,相手が合意を履行するようこちらも条件面を整備して誘導するとか,モロモロの複雑な調整があってのことで。「アメリカ様に尻尾振れば全て解決!」程度の頭しかないアレ外交にこんな難しい課題がこなせるわけもない
— Erscheinung42 (@Erscheinung35) 2018年4月27日
そしてそれは、腐敗した朴槿恵政権を倒して政権交代を実現させた韓国市民が勝ち取った成果でもある。
朴前大統領を退陣させた韓国民衆が勝ち取った結果が今日の会談です。おめでとうそしてありがとう。
— a pair of glasses (@pair_glasses) 2018年4月27日
そりゃまだまだ紆余曲折はあると思いますよ。最終的にうまくいくかさえ、もちろんまだわからない。でもここまで来ただけですごいじゃないですか。
— 中野晃一 Koichi Nakano (@knakano1970) 2018年4月27日
市民社会に根ざした政権交代がなければ起きえなかったことが起きている。
日本の民主主義も、韓国先輩につづけ。
一方、ワガクニの安倍「国難」政権がやってきたことはといえば、もはや比較にもならない情けなさだ。
北の脅威!北の脅威と叫びながら国民に頭抱えて地べた這いつくばらせてた俺らの国と引き比べて、ちゃんと外交やって平和へ着実に歩んでる隣国の理性が眩しい。
— シュナムル (@chounamoul) 2018年4月27日
#南北首脳会談 なんかさ、凄い勢いで世の中が動いているんだけれど、日本はついこの前までこんな事をしていたんだよな。。。 pic.twitter.com/RDdREnN94T
— iano (@ianoianoianoo) 2018年4月27日
これまで朝鮮半島について日本がやってきたこと
— miunetescape (@undermiu) 2018年4月27日
・異次元の圧力
・Jアラート
・わざわざエストニアで北朝鮮の悪口
・平昌五輪開会式不参加(のち撤回)
・米朝首脳会談報道時も圧力
・南北首脳会談で掲げられた地図に竹島があると韓国にクレーム
日本ないほうが東アジア平和になりそう
そして、今日の首脳会談の成果を目の前にしながら、なおもこの体たらくである。
これをこのタイミングでリークするいやらしさよ。もはやスポイラー以外の何者でもない。
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2018年4月27日
米「米朝会談決裂すれば“北”攻撃」と日本に説明(フジテレビ系(FNN)) - https://t.co/pFsIiS2PHJ
現状の日本政府は、東アジアの平和を妨害する邪魔者でしかない。今回の首脳会談をめぐって、日本が蚊帳の外に置かれていたのは、むしろ幸いだったと言っていい。
まだ入り口だ。両国首脳にも大いに言いたいことはある。内政への批判もある。だが、この入り口にたどり着くための姿勢は大いに評価する。この状況を作り出すために日本政府は邪魔をし続け完全においてけぼりだ。問われているのはそういう腐敗政権を倒せないでいる我々民衆であり、その社会政治運動だ。
— 大洞俊之 (@solea01) 2018年4月27日
軍事独裁政権からの民主化に続き、韓国市民は再び自らの力で民主主義を勝ち取り、歴史を動かした。日本の市民もその後に続けるかどうかが問われている。
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