「中国人観光客の入店禁止」を宣言していた札幌市の某ラーメン店が、いつの間にか問題の貼り紙を剥がしていた。
1/31現在:
札幌のヘイトラーメン屋
— さなる (@senor_sp) January 30, 2020
店先に「中国人入店謝絶」の貼り紙 pic.twitter.com/b0uKDGzbi8
2/26現在:
札幌のヘイトラーメン屋、中国人お断りの張り紙を剥がしていたわ。 pic.twitter.com/PMlMidWMht
— さなる (@senor_sp) February 25, 2020
なぜなのか?
そもそもこの店主、中国人の来店を拒否するのはあくまでコロナウイルス感染からお客様や従業員を守るための自衛措置だと力説していたではないか。
「中国人観光客の入店お断り」の件
2020-02-01
今回の新型コロナウイルス の発生で、「中国人観光客の入店お断り」を実施しました。
(略)
今回は、今、来て頂いているお客様と
従業員の健康と安全を守る為の予防対策の一つです。
これから札幌は冬の大イベント
「さっぽろ雪まつり」が開催されます。
今の状況を考えた上での判断です。
批判されている方には差別という方がいらしゃいますが
差別では無く、これは区別です。
(略)
私たちのお店は職場であり、そして第二の家なのです。
そして従業員は会社という組織の中での家族です。
ですから、対策の判断の遅い政府の指示を待っている前に
自分たちで行動して、お客様や家族を守ります。
これで何もせず、
お店の従業員からコロナウイルス発病者が出た時の方が
大変な事態になるからです。
(略)
自分の身や家族は自分たちで守らなければなりません。
賛否両論ありますが、
今回、私はこのような考えでこのような対策を実施致しました。
コロナウイルスが収束された後は
来店されるかわかりませんが
中国人観光客、皆様のご来店をお待ちしております。
この店主は、北海道内でまだたった1名しか感染者が確認されていなかった時点で、こう大見得を切って中国人の来店を拒否した。
ならば、既に道内で40名近くの感染が判明し、もう市中感染が始まっていることが明らかな現時点で「お客様や従業員を守るため」にやるべきことは、中国人だけでなく全人類の入店謝絶であるはずだ。それなのになぜ、まったく収束などしていないのに「中国人観光客、皆様のご来店をお待ちしております」になるのか。
要するに、店のブログに書いたことなど嘘で、コロナウイルスを口実に、一度やってみたかった中国人差別を公然とやらかしただけなのだろう。
コロナに便乗して おおっぴらに差別を楽しんでいたのに、日本人にも蔓延し始めたから諦めたのでしょう。今後は「全人類お断り」の張り紙を出して欲しいですね。 https://t.co/Jo1hW2lU4i
— きづのぶお (@jucnag) February 26, 2020
こっそり貼り紙を剥がした行為は、それを自ら白状したも同然だ。
ま、知ってたけどねw
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