その理由をあまりにも明快に指摘しているツイートがあったのでメモ。
ネトウヨが大坂なおみさんを蛇蝎のごとく嫌うの、大坂さんが「日本人という属性がなくても全く揺るがない存在」だからでもあるのだろうな 「日本人の誇り」みたいなものを振りかざすこともなければ、「日本人として」という枠にもとらわれない 「日本人であることだけが拠り所」のネトウヨとは対極的
— つりがねむし (@Tsurigane_mushi) June 2, 2021
ネトウヨがことあるごとに大坂さんに「日本人だと認めたくない」「日本人らしくない」と言いたがるの、大坂さんが明確に自立した個人としての「大坂なおみ」という存在を確立していて、わざわざ日本人という民族/国籍にアイデンティティを求める気がないのが伝わってくるのが憎くて仕方ないんだろうな
— つりがねむし (@Tsurigane_mushi) June 2, 2021
ましてやそれを日本国内において明確なマイノリティにあたる黒人女性が成し遂げている 自分達のチンケな尺度から言えば見下せるはずの存在が、自分達にはどうあがいても超えられない「日本人」の枠を超えて生きている 言うなれば、大坂さんはそんなレイシストの矮小さを映し出す鏡になってるんだろう
— つりがねむし (@Tsurigane_mushi) June 2, 2021
まったくそのとおりとしか言いようがない。
自分たちと同じ日本国籍者ではあっても、ハイチ系アメリカ人の父を持つ、見た目は黒人のような彼女は、レイシストたちから見れば、本来ならば蔑視の対象でしかないだろう。そんな彼女が、日本という小さな枠など軽々と越えて世界トップレベルのテニスプレーヤーとして活躍し、その上Black Lives Matterのような人権問題(自分たちの大嫌いな)で声を上げて絶大な賛同を集めているのだから、悔しくて仕方がないのだろう。
大坂なおみへの攻撃の激しさが、そのままネトウヨ・バカウヨ・レイシストの卑小さを示すバロメーターになっているのだ。
ちなみに、今回の会見拒否とうつ病告白についても、非難を浴びせているのはもう日本のネトウヨくらいしかいない。
アンドレ・アガシもメンタルヘルスの問題を抱えていたことを後に自伝で告白しているし、他のスポーツでもそういう選手は多い。LAタイムズが書いているように、叩かれるのが怖くて公にできなかったスポーツ選手たちが大坂なおみさんの今回の言動によって「牢獄の扉を大きく開いてくれた」と感じている。 https://t.co/eyjXH4kZPq
— 渡辺由佳里 YukariWatanabe (@YukariWatanabe) June 2, 2021
いま世界中の人々の目の前で、凄いことが起きている。おかしなことをおかしいと強い心で声に出して言えた大坂なおみ選手と、それを真摯に受け止めて迅速な対応を見せたテニス4大大会の主催者たち。世の中には、確実に希望が存在する。 https://t.co/ohXt7D8Il2
— m TAKANO (@mt3678mt) June 2, 2021
「そんなワガママが通用するか!」と噴きあがってた連中の梯子があっさりと外されている。/大坂なおみ全仏棄権受け 四大大会主催者「改善目指す」と声明 | NHKニュース https://t.co/VT1pfC0cR5
— 能川元一 (@nogawam) June 2, 2021
米ナイキ、全仏棄権の大坂なおみを支持 他のスポンサーも https://t.co/mErUIYVhYZ @cnn_co_jpから
— 内田 (@uchida_kawasaki) June 2, 2021
大きな流れが出来ましたね