昨日(5月19日)、衆院法務委員会で世紀の悪法「共謀罪」法案が強行採決された。
共謀罪強行採決。起立賛成したこいつらを絶対に忘れるな。 pic.twitter.com/DQST4QHtjq
— 鼠戦車 (@nezumi_sensya) 2017年5月19日
共謀罪、衆院委員会で強行採決。
— 吉良よし子 (@kirayoshiko) 2017年5月19日
動議の声も聞こえない、委員長の声も聞こえない、そんな強行採決の場面を国会議員になってから何度見させられただろう。
こんな、民主主義破壊としか言えない安倍政権は打倒しかない。衆院本会議採決は断固阻止へ。共謀罪は必ず廃案に。力をあわせてたたかいます。 pic.twitter.com/pxUGyWXxXx
そもそもこの法案には、立法事実(その法を必要とする理由)自体がない。
例えば、共謀罪法案による処罰対象として金田法相が例示した「ハイジャック目的の航空券購入」というのは、現行のハイジャック処罰法第3条「航空機強取等予備」で対処可能であり、立法の意味が無いんですよね。その他の対テロ立法も同様です。ここからも「テロ等準備罪」が噓偽りである事が分かる。
— 異邦人 (@Medicis1917) 2017年5月11日
https://t.co/HmGyxxavML
山尾「テロリストが水源に毒を入れて多くの人を殺害し社会に混乱を起こそうと計画したと仮定した場合、今回の共謀罪の立法事実にあたるか」
金田大臣「立法事実はあくまでも条約だと考える。事案が立法事実ということではなくて、条約が立法事実」— キャオ@大阪トホホ団亡者戯 (@tohohodan) 2017年5月19日
これです。『条約が立法事実』テロ対策でないと言い切ってしまった。 https://t.co/2S6BqVaPjC
— 三宅 (石田) 雪子(野党共闘!) (@miyake_yukiko35) 2017年5月19日
テロ防止の役に立たないのはもちろん、テロ対策の国際条約批准に必要というのも嘘。オリンピック開催のため必要というのも嘘。一から十まで嘘で固めた詐欺法案だ。
モーニングショーで「共謀罪」法案の緊急特集。政府が法案成立の根拠とするTOC条約の作成に関わった元警察官僚の小野次郎氏は「(TOC条約は)テロをメインターゲットとした条約ではない」と明言。そして、70の犯罪について予備や準備罪がある現行法令のままでも条約締結は可能としっかり紹介。 pic.twitter.com/wzlASyL09x
— 異邦人 (@Medicis1917) 2017年5月18日
52.平岡氏「テロ組織の維持・拡大を防止、国内の暴力団犯罪対策のためとしていますが、安倍総理はオリンピック誘致の演説で『東京は世界一安全』と言った。それが『共謀罪がないとオリンピックが開催できない』と変わる。オリンピックの政治利用は厳禁です」@iwakamiyasumi
— IWJ 実況ch1 (@IWJ_ch1) 2017年3月22日
一般市民は対象外というのももちろん嘘。誰が「一般市民」かを決めるのは権力側だからだ。「一般市民には適用されない」のではなく、「適用されていない者が(今のところは)一般市民」ということに過ぎない。
共謀罪の対象になるような犯罪集団は捜査機関が厳格に判断するので一般市民は安心をって説明は、選挙で集まっただけで「お前ら共謀で選挙違反したろ」つって10名以上を冤罪で引っ張った志布志事件をみてきた人間からするとおっとろしくてしょうがないな。しかも警察は未だに誰も謝っていないからな。
— ナスカの痴情ェ (@synfunk) 2017年4月6日
共謀罪法案は、提案責任者の法務大臣ばかりか、法案を作った刑事局の局長でさえ明確な解釈が示せない滅茶苦茶な代物。国連が懸念を示すのも当然だ。
法務大臣は正真正銘お飾りに過ぎませんが、刑事局長となれば話は別です。刑事局は刑法に関する行政事務を所掌している内部部局で、当然「共謀罪」法案を拵えたのも刑事局です。そのトップに位置する局長ですら解釈が安定しない「共謀罪」は、明確性が求められる刑法としては致命的なのです。
— 異邦人 (@Medicis1917) 2017年4月24日
これ重大なことです。国連が主導するTOC条約締結のために「必要」だからと強行してる法案に、当の国連の人権機関が「行き過ぎである」と懸念を示した。 #共謀罪
— 森修一 (@ChemPack) 2017年5月19日
共謀罪:プライバシー制約の恐れ 国連報告者、政府に書簡 - 毎日新聞 https://t.co/PzvXaP5Wut
この法案は、それ自体が治安維持法並の悪法であるだけでなく、誰もまともな答弁ができない法案をたった30時間の審議で強行採決するという、議会制民主主義の根幹を破壊する手口においても最悪だ。
おはようございます。共謀罪強行採決から一夜明けても怒りが鎮まりません。こういう無法が繰り返されるごとに国会の威信が損なわれ、その存在理由が削り取られてゆく。立法府が時間つぶしのセレモニーの場になって、行政府の出す政令や閣議決定が法律に代わって機能する政体を独裁制と呼ぶのです。
— 内田樹 (@levinassien) 2017年5月20日
安倍晋三はデモクラシーに対するリスペクトが欠けているというより、デモクラシーを憎んでいるのだと思う。でなければこの四年間、これほどの熱意と情熱を持ってデモクラシーの破壊行為に専念できるものではない。
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2017年5月19日
このような事態を生んだ主犯はもちろん安倍自民党だが、権力監視の役割を放棄した御用マスコミ、とりわけテレビの責任も重大だ。
GW中のテレビワイドショーでしきりに大騒ぎしていた北朝鮮核実験やミサイル発射、すわ戦だ~のネタが、GW明けにはまったく放送されない。GWで外遊していた政治家諸君がのほほんと外国見物していた理由がこれでわかる。もともと、すわ戦だ~の危機などなかったってことさね。
— 柴山哲也(ジャーナリスト) (@shibayama_t) 2017年5月12日
政権擁護しかしない田崎史郎をテレビに出すな、という意見が多いが、政権擁護しかしないからテレビに出られるんだよ。もうそのくらいわかれよ。
— 田崎スシローの守護霊が憑依しているアカ (@suishinger_y) 2017年5月14日
さらには、共謀罪採決の責任を野党に転嫁する者たちまで湧いてくる。暴走する権力への抵抗を揶揄し、冷笑することでいったい何を得たいのか。こういう人たちは戦前にもたくさんいたし、敗戦後には「騙されていた」などと言って簡単に手のひらを返したのだろう。
森友学園の時もそういう人がたくさん出ましたが、その手の頭のおかしい人達が、明らかな政権の問題ですら見てみぬふりをし、一生懸命野党への無理筋な批判を繰り返しているのです。これが今のネットにおける政治言論の一端です。「美しい国」に相応しい光景ですね。
— 董卓(不燃ごみ) (@inumash) 2017年5月19日
てめえの自由が奪われるって話なのに「サヨク涙目www」とか言ってなんか勝ったつもりになってる連中,ほんとうに愚かだと思う。こういうのが国を滅ぼすんだな
— Erscheinung41 (@Erscheinung35) 2017年5月19日
今の国会の議席配分では共謀罪の成立は防げないかもしれない。しかし、たとえ手続き上成立しても違憲の法は無効だし、何よりこのような法は正義に反する。共謀罪の最大の目的は政権に抗う者を萎縮させ、黙らせることだ。諦めてはいけない。
我々はよく「共謀罪が適用されると、うかうか政府批判も出来なくなる」と言いがちだが、これこそが政府の思う壺ではないだろうか、安倍政権の共謀罪適用の目的は反政府意見の牽制にあるからである。相互に萎縮し合うのは正に敵の術中にはまる事になる。
— aki (@yasuakiadachi) 2017年5月19日
安倍政権という恐怖を操るテロに打ち勝つには恐怖に屈せず今まで通りに批判を続けて反対の意思表示をする事が何よりも重要だと思う。共謀罪に屈して沈黙するのは正に思うツボ。安倍政権に利するだけとしつこく言いたい。
— フランコーネ (@tatsujpn) 2017年5月19日
「共謀罪」なんていらない?! ---これってホントにテロ対策?
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