読む・考える・書く

マスコミやネットにあふれる偏向情報に流されないためのオルタナティブな情報を届けます。

日本の宿痾

天皇のためと信じて真剣に戦った若者ほど、敗けても責任を取らない天皇に怒っていた。

考えてみれば、これは当たり前のことかもしれない。 16歳で自ら海軍に志願し、少年兵として戦艦武蔵の最期を生き延びた渡辺清氏は、無条件降伏という最悪の事態に至っても自決も退位もしようとせず、それどころか敵の総司令官マッカーサーにすり寄って保身を…

ウクライナに謝罪と感謝を要求するバカウヨ国家日本(呆

ウクライナがファシズムの象徴としてヒトラー、ムッソリーニ、裕仁の顔を並べた動画を投稿したところ、日本のウヨ議員らがさっそく反応。とうとうウクライナ政府に謝罪・削除させてしまった。 この問題動画について、外交部会長の佐藤からも、外務省欧州局等…

とうとう古代史書の記述にまで文句をつけだした自民党のイキり政治屋たち

自民党の参院議員 山本ともひろ がこんなツイートをしている。 午前、自民党文科部会を開催。九州大学の川本芳昭名誉教授から「邪馬台国・卑弥呼の呼称と国号日本との関係」と題して講演して頂き、邪(よこしま)、卑(いやしい)は、当時の中国が周辺国を文明が…

敗戦の翌年、中国での残虐行為を自慢していた元兵士

記事の趣旨からずれるので前回記事では取り上げなかったのだが、『砕かれた神』の著者渡辺清氏は、敗戦の翌年、中国帰りの元兵士が自分の犯罪行為を自慢気に語る場面に遭遇している。[1] 1946年3月11日の日記: 夕じゃ(二時ごろの食事)に帰ったら、川端の…

天皇制との見事な決別 ― 渡辺清『砕かれた神』

著者の渡辺清氏は1925年生まれ。16歳で自ら志願して海軍に入隊、大和と並んで世界最大最強と謳われた戦艦武蔵に乗り組んで米軍と戦った。 武蔵は1944年10月に撃沈されたが渡辺氏はかろうじて生き残り、その後配属された駆逐艦の艦上で8月15日の敗戦を迎えた…

江戸時代の地図を根拠にロシアの脅威を煽るウヨ都議会議員

荒木ちはるという東京都議が、8年も前に「ビザなし交流」で色丹島に渡った話を今頃ツイッターにあげている。 元島民の得能宏さんと北方領土ビザ無し交流、墓参で色丹島に渡ったのは8年前。渡る際、軍服着たロシア人に隈なくチェックされ、ほぼビザ有り同然…

神武・ニュートン・染色体

なんだか三題噺みたいなタイトルになってしまったが、ここまでアホ丸出しの発言を見せられると、どうにもまともなタイトルが思いつかなかったのだ。 3月6日、自民党の衆院議員古屋圭司がこんなツイートをした。 党憲法改正実現本部長として橿原市にて講演…

ウクライナ危機:ロシア国内の反戦運動は大きな希望。そして日本人は「9条ガー」とか言ってないでかつての自分たちの姿を思い出すべき。

プーチンの愚かな決断でロシア軍によるウクライナへの全面侵攻が始まってしまったが、前回のクリミア併合のときとは異なり、ロシア国内では侵略戦争反対の運動が大きな広がりを見せている。 読売新聞(2/26) 「戦争反対!」。モスクワの中心地では24日夜…

日本軍が避難民を動員して撮影させたプロパガンダ写真を見て真実を見つけたと興奮する残念な人達

先日TLに流れてきた、南京大虐殺否定論者によるツイート。 大虐殺されながらお菓子をもらって笑顔になってしまう中国人さん虐殺しながらお菓子を配るとか、日本兵はホント恐ろしいですね。(?????) #南京大大大虐殺 pic.twitter.com/wUnxFhWsj9 — テリマカシ …

日系アメリカ人を「出来損ない」呼ばわりした岸信介

先日TLに流れてきて知ったのだが、日系人として初めてアメリカ連邦議会議員となったダニエル・イノウエに対して、岸信介がひどい侮辱的発言をしていた。[1] 戦後日本と日系移民との関係について、最後に一つエピソードを紹介したい。四四二部隊出身で、日系…

室井佑月「あたしたちはATMじゃない」←ホントこれ

今回の衆院選挙について、室井佑月がいいこと言っているのでメモ。 あたしたちはずっと自民党政治によって、ほんの一部の人間の便利なATMのように使われてきました。ちょっと前までは壊れないよう使うくらいの配慮はあった。けど、今は壊れたら捨てられる AT…

どうやら日本の選挙もロシア並みになってきたらしい

今年9月、ロシア・サンクトペテルブルク市の市議会選挙に同姓同名の3人が立候補したことが話題になっていた。 CNN(2021/9/9): 市議会選に同姓同名の3人が出馬、見た目もそっくり 現職議員は「詐欺」と非難 ロシア ロシア西部のサンクトペテルブルク市…

原野商法に騙される中国人が怖いという早稲田大学教授氏

これは面白さから言って近年まれに見るレベルの傑作ツイートではないだろうか。 とっても鄙びた東北の温泉に高級車にのった中国人がやってきて、なにをしてるのかと聞いたら、ケロッとして水源地を買っているといいました。背筋が寒くなりました。まあ、いざ…

Dappiの闇は深い

Dappiとは Dappiは内調と関係している? ついにDappiは「法人」であることが判明 マスコミがこれを追求しないのは「同類」だからか? Dappiとは 知らない人もいるかもしれないので一応説明しておくと、Dappi(@Dappi2019)というのは、自公政権を一方的に擁…

朝鮮人虐殺被害者への追悼文を送らない小池都知事の詭弁は白人至上主義者の「オール・ライブズ・マター」と同じ

関東大震災時の朝鮮人虐殺被害者を慰霊する式典に、東京都は1970年代から毎年追悼文を送付してきたが、2017年以来、小池都知事はこの追悼文送付を取りやめている。都知事は今年も送らず、送付なしはもう5年目となった。 なぜ追悼文を送らないのか。その理由…

敗戦の日の天皇の仕事は、テキトーな「反省のふり」をして見せて一切反省しない政府を免責すること。

76年前の8月15日は、原爆投下とソ連の参戦で、これ以上やったら自分の身も危ないと考えた天皇裕仁が連合国への降伏を決め、お前たち臣民も黙って従えとラジオで放送させた日である。 その裕仁の孫である徳仁は昨日、全国戦没者追悼式に出席し、次のような「…

ナンジ人民 家で死ね

菅スガがとうとう、新型コロナウイルス感染症の患者のうち、入院対象を「重症者など」に限定すると言い出した。 東京新聞(8/3): 菅首相「重症リスクの高い人以外は自宅療養」 政府、病床不足で方針転換 政府は2日、新型コロナウイルス感染症の医療提供体…

自公政権の本質は「公安の政権」であり、また「貴族の政権」でもある。

Erscheinung45さんの以下の連ツイが実によくアベスガ政権の本質を言い当てているのでメモ。 この政権のおかしすぎるところってつまり「公安の政権」だからだよな。周辺人民監視法にしたって発想がもう完全に公安で,憲法適合性とか刑罰法規の明確性とかそう…

東京オリンピック参加選手にコンドームを配るそうだが、それはいつどうやって使うのか?

東京オリンピックでは、大会組織委員会から参加選手に16万個のコンドームを配布するのだそうだ。 オリンピックで選手にコンドームを配るのは過去の大会でも行われているし(2012年ロンドン大会で15万個、2016年リオ大会では45万個配布)、五輪参加選手といえ…

ネトウヨはなぜ大坂なおみを忌み嫌うのか

その理由をあまりにも明快に指摘しているツイートがあったのでメモ。 ネトウヨが大坂なおみさんを蛇蝎のごとく嫌うの、大坂さんが「日本人という属性がなくても全く揺るがない存在」だからでもあるのだろうな 「日本人の誇り」みたいなものを振りかざすこと…

菅(スガ)がまた見え見えの嘘

訪米した菅が、バイデンとの会談後の記者会見で、ロイター記者から「菅首相にも聞きたい」と断ったうえで「公衆衛生の専門家も疑問視する中で五輪を開催するのは無責任ではないか?」と質問されたのにこれを無視し、くっついてきた日本メディアの記者に次の…

【東日本大震災】被災地を支援した中国人たちと、中国人を殺そうと被災地を徘徊していた右翼

10年前、東日本大震災が起こると、中国からも多くの支援が寄せられた。また、お金や物資という形での支援だけでなく、日本国内に住んでいた中国人留学生や華僑の人々がボランティアとして被災地に入り、復興のための様々な作業に携わってくれた。 東日本大震…

「血が出るほど唇を噛み」というウヨ的騙しのテクニック

「僕の曾祖父の祖父」がインパール作戦で艦砲射撃w このウヨ氏によると、自分の「曾祖父の祖父」が、インパール作戦の際に巡洋艦から艦砲射撃を行ったという。 さんざん突っ込まれているこれ、140字のなかに、きっちり「乗組員は血が出るほど唇を噛み号泣し…

子どもをダシに政権批判を封じようとするズルい人たち

匿名で官僚とか元官僚を自称しているような連中というのはだいたいロクでもないのだが、この人物もその典型と言っていいだろう。 大事なことだから今年も言うけど、野党合同ヒアリングは人権蹂躙問題もあるんだよ。野党ヒアで晒された職員の子どもがいじめに…

ナイキの反差別CMをどう見るか

11月27日、Nikeが3人のサッカー少女を主人公にした2分間のCMを公開した。 一人はチマ・チョゴリを着てうつむきながら街を歩く在日の少女、一人は周囲の身勝手な好奇心にさらされる黒い肌の日米ダブルルーツの少女、もう一人は学校やSNSでいじめを受けてい…

三島由紀夫を美化する風潮にうんざり

先日TLに流れてきたツイート。 今年、没後50年だそうですが、三島由紀夫が、なぜ高く評価されるのか私にはわかりません(小声) — チュンカチュンカ (@chunkachan) November 25, 2020 本当にそのとおりで、没後50年だか何だか知らないが、三島を妙に美化しよう…

『この世界の片隅に』の敗戦の日描写の嘘っぽさの理由を坂口安吾が教えてくれた。

『この世界の片隅に』では、いわゆる「玉音放送」で天皇から臣民に対して帝国日本の敗北が宣言されたあの日の様子を、次のように描いている。[1] すず以外の北條家の人々(やラジオを聞きに来た近所の人たち)は、実にあっさりと敗戦を受け入れて、まるで何…

「天皇制」の本質は日本固有の「寄生君主制」とでも呼ぶべきもの

最近、坂口安吾の『堕落論』『続堕落論』を読んだのだが、この中で坂口は非常に鋭い天皇制批判を展開している。 続堕落論[1]: いまだに代議士諸公は天皇制について皇室の尊厳などと馬鹿げきったことを言い、大騒ぎをしている。天皇制というものは日本歴史を…

朝ドラ『エール』の古関裕而もまた一人の鮫島伝次郎だった件

NHKの朝ドラ『エール』の主人公「古山裕一」は実在の作曲家古関裕而をモデルとしているが、現実の古関裕而の人物像は『エール』で描かれたものとはだいぶ違っていたようだ。 『エール』の古山裕一は慰問に訪れたビルマで悲惨なインパール作戦の現場を目撃し…

冤罪「スパイ」容疑者の家族を戦後も白眼視し続けた日本社会

戦時中にスパイ容疑(軍機保護法違反)で逮捕され、官憲による拷問・虐待の果てに病死した宮沢弘幸さんの妹、秋間美江子さんが亡くなられた。 軍機保護法による冤罪「宮沢・レーン事件」 そもそも宮沢さんが逮捕・投獄された「宮沢・レーン事件」とは何だっ…