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日本に朝鮮半島分断の責任があるかないかといえば、もちろんあるに決まっているというお話

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あたり前の話なのだが、この国ではとうとう左翼ですらこういう当然のことを言わなくなってしまったので、ちゃんと言ってくれる人がいるとほっとする。

現在の南北分断の「直接的な」原因は、もちろん大戦末期の米軍とソ連軍による朝鮮半島の分割占領である。しかし、ではなぜ「日本に」宣戦したソ連軍が朝鮮半島に侵入・南下したのかと言えば、当時はそこが日本の領土であり、撃破すべき日本軍がそこにいたからだ。仮に日本が大韓帝国を「併合」などせず朝鮮人の国がそのまま存続していれば、ソ連軍は朝鮮半島ではなく樺太から北海道・東北へと侵入し、日本列島が南北に分断されていただろう。

要するに日本は、朝鮮人から国をまるごと強奪し、その上自業自得の敗戦時に「遅すぎ、かつ早すぎる」中途半端なタイミングで全面降伏した結果、民族分断という悲劇を罪なき朝鮮人に押し付けたのである。

こういうことを言うと、必ず「ロシアの南下政策ガー」とか言ってくる人が出てくるのだが、アホかとしか言いようがない。当時のロシアが朝鮮半島にどのような意図を持っていようと、日本が朝鮮を侵略し植民地化していい理由にはならない。これまたあたり前の話である。

野蛮で強欲な大日本帝国支配層の視点からしか物事を見れないから、そういう歪んだ認識しか持てないのだ。

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