以下の連ツイ、Twitterに流れただけで消えてしまってはあまりにもったいないので記録のため保存。
必読です。
とある風土病があった。それは感染力が弱く、衛生状態の悪い=つまり貧しい家庭内でしか蔓延しない。だから遺伝病と思われた。そして、関節が曲がったり指が欠損したりした。なので、古来、日本では湯治場の清掃などをやる温泉坊主が、彼らだった。村八分で追い出され湯治場に辿り着いたのだ。
— ramos2 (@ramos262740691) June 28, 2022
東京オリンピックをやる。そういう話になった。だから見た目の悪いものは「臭いものに蓋」、消し去ろうとした。外国人の目を気にしたのだ。
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その頃、光田健輔という医者がいた。彼は国際学会に行って、世界のハンセン氏病隔離政策を見て感動した。欧米では、隔離施設でハンセン氏病患者たちに生活が
注:ここで言う「東京オリンピック」は、1940年に開催を予定していたが日中戦争の長期化などで中止になった大会のこと。
保証されている。私もこうしたい。風土病で村八分にされ野垂れ死ぬ家族たちを救えるのだ。
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彼の情熱と臭いものに蓋をしたい政治家たちの意向が一致した。ハンセン氏病は遺伝病ではない、感染症だ、隔離して生活を与えるべきだ。後に光田証言と言われる彼の国会答弁だ。
でも、その一年前の国際学会
で、「ハンセン氏病の感染力は極めて弱く、隔離政策は間違えだった。隔離政策を辞めよう。」と国際医学界は決めていたのだ。
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光田健輔は知らなかったのだろうか?
分かっているのは、彼の死後、遺族が明かした光田宛の国際学会からの「隔離辞めろ」手紙は国会答弁より前の日付だったことだけだ。
彼はその手紙を机の中に後生大事にしまっておいた。
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無らい県運動が始まった。
光田の国会答弁を受けて、各都道府県は「らい」の患者を通報することを奨励した。隣人が敵になった。
通報を受けると、警察が早朝に出動してきて、これみよがしに無意味な消毒剤散布を村中に振り撒いた。人々は恐怖した。
らいを発症した大人は自死を選び、らいを発症した子供を隠しきれなくなった親は、夜中に子供を隔離施設に送った。
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光田健輔は天使だった。神様、仏様だった。
早朝、泣きながら島にやってきた子供にこう言った。
「今まで沢山いじめられたろう。可哀相に。もう大丈夫だよ。ここでは君を誰も差別
しない。さぁ、まずは君に名前をつけよう。君が名前を変えないと、君の家族がいつか村八分にされてしまうかもしれないからね。」
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そして彼は女性の卵管を切り取り、男性の精管を切り取った。
彼は優しい天使だった。らいに最新の医療を施し、痛みを和らげ、農業を教え、自給自足のコミュニティを
築いた。島の中でしか使えないお金も作った。彼らだけの安心の国。
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もちろん、脱走してもそのお金は使えない。
岡山の日生というところに牡蠣お好み焼きでも食べに行くことがあったら、近くの隔離施設に行って見てほしい。
対岸を見てご覧。
ここに日本ではない国があったなんて、想像できないほど
すぐそこに本土がある。なんだ、泳いで行ける距離じゃん。
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そう思った多くの人が溺れて死んだ海だ。瀬戸内海の潮は早い。
国際医学界は批判し続けた。非人道的だと。
そして日本の権威とプライドに凝り固まった医学界は40年間聞く耳を持たなかった。
そして裁判で間違えだったと結論された。
でも、愛生園に住んでいる方々の多くも、多磨全生園に住んでいる方々の多くも、今更社会復帰しなかったし、もっと言えば光田先生をまだ天使だと崇めてさえいる。
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彼らから名前を奪い、家族と絶縁させ、生殖機能を奪ったサイコパスは、確かに机の下に国際学会からの手紙を隠していて、それは天使だった
本当のことを言おう。無らい県運動とは何だったのか。
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遺伝病じゃないですよ、感染しますよ、と国会で訴えても当時の日本では全国津々浦々まで伝わらない。光田の国は作れない。
だから政治の力を使って、彼は公権力に過激なことをさせたのだ。わざと無意味な消毒剤を撒く。人々が恐れる。
通報制度が回りだす。その過程で何人亡くなったろうか。
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人々は怯え、差別し、そして差別された人々は泣きながら彼に助けを求めてやってくる。微笑んで出迎えよう。思い通りだ、と。
貴方が、天主を演じたいなら悪魔になればいいのだ。
裁判の後、とある県職員が原告に言った
「反省の碑を建てたい
んです。だからそこに書くべき文章を作ってくれませんか?謝礼は払います。」
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俺はソイツの胸ぐらを掴んで問い詰めたかった。それが反省か?お前の首長がそう言ったのか?
その人は黙っていて、そして仕事を受けた。
日本全国にハリボテの反省の碑が建っている。それがこの国だ。
また東京でオリンピックをやることになった。
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復興オリンピックと名付けて、福島の双葉町の駅前だけ綺麗に舗装した。
聖火ランナーが走るところだけ。TVに映るところだけ。それ以外は何も直ってなんかいない。
感染症が流行り、日本の医者だけがPCRは感度が…と大嘘をばら撒いた
そして都合が悪くなると厚労省の役人が、専門家会議の中のやつと一緒に言った。
— ramos2 (@ramos262740691) June 28, 2022
「ハンセン氏病の経験があるから、僕らは隔離に慎重なんです。」
何も反省していないのだ。だから、平気でハンセン氏病の時と同じように、世界の医学と逆行する。
未だに医学部では光田健輔は間違っていないと教える
今日もだ。
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デルタ株が流行る中、オリンピック選手だけが毎日PCRを受けた。
— ramos2 (@ramos262740691) June 28, 2022
そして、聖火ランナーは多磨全生園に行き、亡きコメディアンの動作をした。
それがこの国だ。
貴方はどんな政治思想を持ってもいい。どこに投票してもいい。何をしてもいい。貴方自身が貴方の責任を取る限り。
— ramos2 (@ramos262740691) June 28, 2022
1つだけ聞きたい。
貴方はこの国を知っているのか??