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江戸時代の地図を根拠にロシアの脅威を煽るウヨ都議会議員

荒木ちはるという東京都議が、8年も前に「ビザなし交流」で色丹島に渡った話を今頃ツイッターにあげている。

ロシアによるウクライナ侵略を好機と見て、「北方領土」問題でウヨ方面にアピールしたいのだろう。

そして、上のツイートに続いて投稿したのがこれ。↓(削除されてしまったのでスクショ)

色丹島の学校に貼り出されていた世界地図。北海道の半分がロシアに。

さらに、はっきりとここまで言っていた。

私はロシア語は読めないが、まず中国が北と南の二つに別れているので、これは明らかに現代の地図ではない。しかも、ロシアはピンクに塗られているのに北海道の半分は白。荒木が言っていることはひと目で分かる嘘だ。

幸い、詳しい人たちがさっそく反論してくれて、この嘘はすぐに粉砕された。

わざわざ色丹島の学校を訪問したのに、授業の中身も聞かずにロシア叩きのネタ探しだけしていたのだろう。

この荒木が、今度の参院選に「ファーストの会」から公認候補として立候補するという。

こういうデマゴギーの政治屋を国政に関わらせてはならない。