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読む・考える・書く

マスコミやネットにあふれる偏向情報に流されないためのオルタナティブな情報を届けます。

これがネトウヨクオリティーというものか

排外主義

 

ベトナム戦争時に撮影された、砲撃でバラバラになったベトナム人の遺体を米兵が持ち上げている写真に、「韓国軍のベトナム女性への蛮行」といったキャプションをつけてばら撒いている馬鹿者がいる、という情報がTwitterで流れてきた。

 

 

 

↓こいつである。

 

 

これはかなり有名な写真なので、見たこともある人が多いのではないだろうか。

石川文洋氏の写真集『私が見た戦争』の中の一枚で、次のようなキャプションが付けられている。

 

飛び散った体

 

アメリカ軍の放ったM79グリネードランチャー(擲弾砲)の弾は解放軍兵士の体の真ん中に当たって炸裂した。死体を手に持つアメリカ兵も家庭に戻れば、優しい夫であり父親だろう。戦死した兵士も戦争が無ければ家族と共に暮らす農民である。殺す方も殺される方も戦争によって人間の尊厳が奪われた。

(1967年 アメリカ第25歩兵師団 タイニン省

 

これ以上の説明は不要だろう。

 

だいたい、撮影された状況など知らなかったとしても、写真それ自体から、写っている兵士が韓国軍ではないこと、持ち上げられているのも女性の遺体ではないことくらい分かるはずだ。(下はツイート中の画像をクリックすると出てくる元画像)

 

 

それなのに、わざわざ親切に教えてくれた人に向かって、この言い草である。

 

 

なるほどこれがネトウヨクオリティーというものか。

韓国や中国への憎悪(それ自体、無知と偏見の産物でしかないが)に振り回されて、目の前にある情報すら正しく見ることができない。ネット上からゴミを拾ってきてはばら撒き、憎悪を拡大再生産する。

ネトウヨとは会話が成立しないと言われる理由がよく分かる。


私が見た戦争

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ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて (g2book)

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