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小林よしのり徹底批判(8)家族や故郷を守るために死んだ日本兵など一人もいない

小林は特攻隊に関してこんなことを書いている[1]。 20代の若者たちは その純粋性ゆえに 自らの死の意義を 信じてゆるがない (略) 彼らが 命を捨てても守るべきもの それは… 祖国であり 郷土であり 家族であり 天皇であった 本人たちがそのように信じていた…

元新米特高警察官の悔恨

戦前戦中の「思想犯」「非国民」取り締まりで暴虐の限りをつくした特高警察。 その特高警察の中でも、課長級以上の特高官僚たちは戦後のほとぼりが冷めると次々と復活し、特高時代のおのれの罪業を反省することもなく、平然と国会議員をはじめ多くの要職を占…

勾留中の警察署内で被疑者が「挫滅症候群」で死亡?

■ 奈良県警での被疑者不審死事件 このニュースには、心底背筋が寒くなった。 週刊朝日(12/2): 勾留中に暴行死? 奈良県警告発したのは時津風部屋暴行事件の“立役者” (略) 11月15日、岩手医科大の出羽厚二教授(法医学)が、奈良県警を告発した。罪状は特…

史上最悪の証拠隠滅犯の死

11月25日、キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が死去した。90歳。20世紀の歴史を作ってきた人物がまた一人この世を去った。 朝日新聞(11/26): フィデル・カストロ氏死去 キューバ前議長、90歳 キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が25…

『プライベート・ライアン』のあの場面並みの激闘をほのぼの上陸シーンに改変してしまう人々

■ 一瞬で「戦場」に引き込まれるあのシーン 戦争映画の名作『プライベート・ライアン』。冒頭数分間の現代の場面から第二次大戦当時に切り替わる際に使われるのが、ノルマンディー上陸作戦の激闘シーンだ。上陸用舟艇の扉が開いた瞬間から、あっという間に兵…

米民主党はサンダースを指名候補にしなかった時点でトランプに負けていた

トランプが次期大統領に当選したことを受けて、11月9日、サンダースは次の声明を発表した。 Sanders Statement on TrumpWednesday, November 9, 2016 BURLINGTON, Vt., Nov. 9 -- U.S. Sen. Bernie Sanders (I-Vt.) issued the following statement Wednesd…

東京新聞が学習漫画での9条提案者入れ替えを報道

ツイッターではしばらく前から話題になっていた話だが、東京新聞が今日の朝刊で、新聞としては初めて報道している。 しかもトップ記事である。それも、読者からのFAXがきっかけで取材に取り組み、この問題の発見者であるドイツ人歴史学者(クラウス・シルヒ…