まあ、ツイッターで定期的に流れてくるネタなのだが、ビジネスとして割り切ってやっていらっしゃる人たちや、そんなビジウヨに見事に釣られたバカウヨだけでなく、それなりの見識を備えていなければならないはずの立場の人々までがキレまくっているのだから話にならない。
例えばこちらは自民党の前目黒区議さん。
ツィートに載せられてた駅の表示。日本の電車のホーム。こういうの見ると違和感と共に情けなくなる。誰が責任持って実行したか知らないが、ここは間違いなく日本なのだ、過度なことするなと言いたい。これは真のおもてなしではあるまい?日本に来る者は辞書片手に来いよ。 pic.twitter.com/DCG5WaXEhB
— 飯田倫子 前目黒区議会議員 (@michiko_iida) December 29, 2019
まず、この画像は駅のホームではなく電車内の案内表示。都内に住んでいればそれくらい分かりそうなものだが。
そして、表示は日→英→中→韓と数秒ごとに切り替わっていくのだから、日本人にとっても何の不便もない。
なぜ多言語で駅名を表示するかといえば、そうすれば旅行者が自分のいる場所や行き先を確かめることができて安心だし、駅員があれこれ案内を求められる手間も減らせるからだ。
この人は、外国で日本語の案内表示に助けられたことはないのだろうか?
外国に行ったことないのかな。そして丁寧な案内があるから困った観光客を駅員らが案内する手間がはぶけるんじゃないのかな。ほんの少しの時間を他者にさく寛容さも親切心もないのかな。美しい日本の心はどこいったのでしょう。
— 信州戦争資料センター (@himakane1) December 29, 2019
フィンランドに行ったとき空港などに日本語表記があって助かったというか本当に安心できたことが嬉しかった。地理的にも外国語は英語とロシア語は必要かなとは思うけど、めちゃくちゃ遠い日本語を表示してるなんて特に現地では感動もんだったよ。あ、因みに中国語と朝鮮語表記ももちろんありましたぜ。 https://t.co/d4pMJRMeXR
— mojo (@MOJO11040843) December 30, 2019
こちらは批評家兼作家兼ジャーナリストで、大学の客員教授などもなさっている方。ご専門は拉致問題や外交・安全保障などらしい。
即刻無駄な経費をかけることをやめるべきです。初めて日本に侵入するゲリラ兵に、こんなに便利なものはないけどね。 https://t.co/2l3QqdsGrb
— 西村幸祐 (@kohyu1952) December 28, 2019
どうやらこの人の脳内に棲息する「ゲリラ兵」は、現地語教育もろくに受けないまま「敵地」である日本に送り込まれ、ハングルの駅名表示がないと電車での移動さえままならないらしい。いや、こんな人に講義などさせている関東学院大学や岐阜女子大学は大丈夫なのか?
日本に侵入したゲリラ兵が、京急本線に乗って、県立大学駅で降りようかなと案内板を見ながら判断するわけですか。
— yunishio (@yunishio) December 30, 2019
ちなみに SUICA とか PASMO とかもチャージするんですよね?ゲリラ兵。
チャージしてないと自動改札機がパターンって閉まっちゃいますもんね、ゲリラ兵。https://t.co/sX1sdmGFEn
はじめての日本で、不安げに電車の案内板を見るゲリラ兵にほっこり
— 不屈の日本人 (@fukutunonihon) December 29, 2019
ちなみに、交通案内の外国語表示がだいたい英中韓なのは国交省のガイドラインがそうなっているからなのだが、それらの言語を解する旅行者が最も多いから、ということでもある。だから、場所が違えば言語も異なってくる。それだけの話。
こういう連中が、本当はただ嫌韓を煽って嫌がらせしたいだけなのは知ってるけどねww
例の困った方々には「そこに訪れる外国人の多くがロシア人なら看板表記その他にはキリル文字も書かれる。もしアラビア半島からの人が多ければアラビア文字も下に書かれる」という子供でも分かる筋道が理解できていない。ただ難癖付けてるのはただの嫌がらせなんだろう。人品の卑しさはそこに出る。 pic.twitter.com/o6PJeksW5N
— カワイ韓愈 (@kawai_kanyu) December 30, 2019
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