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RADWIMPS野田洋次郎が今度はレーベンスボルン並みの優生思想を吐露

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野田洋次郎といえば、以前「HINOMARU」とかいう「愛国」ソングを作ってその底の浅いウヨっぷりを披露していたが、今度はこれである。


「優秀な遺伝子」を持つ親同士を掛け合わせて優秀な子どもを産み出そうというのは、ナチスが優等民族と考える「アーリア人」の増殖を目的として「レーベンスボルン(生命の泉協会)」を設置したのと同類の優生思想だ。

こういう発想は、人間というものを基本的人権を有する尊厳ある存在ではなく家畜同様の品種改良の対象と見る姿勢から出てくるもので、到底許されるものではない。また、「優秀な遺伝子」を増やすべきとする思想は、国家社会の負担となる「劣等遺伝子」は排除・抹殺すべきという思想に容易に転化する。実際、1935年にレーベンスボルンを設置したナチスは、その4年後にはT4作戦(精神病者、遺伝病者、同性愛者らの抹殺政策)を開始し、ついには「劣等民族」と規定したユダヤ人の絶滅を目的とするホロコーストを実行するに至った。

上記発言には当然批判が殺到したが、すると野田は「あれは冗談だ」と言い出した。しかし、具体的な人名を挙げてその配偶者を当人の意志に関係なく国家管理で決めろなどという発言が冗談で済むはずがない。


だいたい、野田は恋愛の歌をたくさん作って売ってきたわけだが、あのツイートの理屈が通るなら、愛する人が突然「優秀な遺伝子を持っている」という理由で連行されて誰か他人の配偶者にされても文句は言えないわけで、それならあんたが今まで作ってきた恋の歌はいったい何なんだ、ということにもなる。

本人は気づいていないのだろうが自己矛盾もいいところで、まぁ、また底の浅さが露呈したと言うべきだろう。

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