再度、東京新聞の読者投稿(6/23)から。
こちらは81歳の女性。
若者の意見謙虚に学べ
父は東日本大震災を「天罰」と言い、息子はイタリアの国民の原発に対する良識に「集団ヒステリー」と言った。
この非人間性の酷似、ここに極まれり。このような人間を選んだ人々は結果責任をよく考えてほしい。本当の「愛国心」で。
週刊誌や一部報道での民主党や菅直人首相たたき、そこにたとえ一分の真実があったとしても、原発を推進してきた自民党にあまりに触れないのは、マスコミを名乗るのも恥ずかしいと思う。
しかし一方、十四日付本欄ミラーの高校生の投稿に、日本が変わる種子を見た。政治家や大企業の首脳たちは、彼の言葉から謙虚に学んでほしい。それ以外に世界の人々から信頼を得ることはできないと知るべきだ。
若者や幼い子を思っての怒りと悲しみの毎日…。手も足も不自由な老いの身にできることは限られているが、一言言わずにはいられない思いだ。本紙が今後もマスコミとしての役割を果たしてほしいと願っている。
なんと言えばいいのか。若者でも老人でも、真っ当に暮らす庶民の感覚からすれば当たり前のことなのに、あまりにそこからかけ離れたマスコミ報道が多すぎる。