読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

読む・考える・書く

マスコミやネットにあふれる偏向情報に流されないためのオルタナティブな情報を届けます。

ミャンマーのお寺の夢判断がぴったりと言い当てている日本と安倍政権の現状

■ ミャンマーのお寺にあった不思議な絵 二週間ほど、仕事でミャンマーに行ってきました。といってもヤンゴンだけですが。せっかくなので、土日や夜、ヤンゴン市内のお寺(パゴダ)をいくつか回ってみました。 巨大な涅槃仏像で有名なチャウッタヂー・パゴダ…

マスコミ、象を映す

先日、宋文洲さんのツイートでこんな話が流れてきた。 事実という嘘 目の不自由の方々が象を囲んでこの珍しい動物がどんなものかを調べることにしました。調べた後、それぞれの人が象について以下のように述べました。 「象は扇子のような動物だ」。耳を触っ…

幣原喜重郎が脅迫しに来た憲兵を説得してしまった話

1940年、日中戦争が泥沼化する中、ナチス・ドイツ的な国家総動員体制を目指して大政翼賛会が作られると、既存の政党はすべて自発的に解散し、これに合流した。しかし、当時貴族院議員だった幣原喜重郎は最後まで参加を拒否した。 このとき、国策に抗う幣原を…

臣民根性の行き着く果て―「戦時犬猫供出」

先の大戦時の嫌な話の一つに、犬猫の供出というのがある。 例によって記録がほとんど残っていない(恐らく敗戦時に廃棄された)ため事件の全体像がはっきりしないのだが、時系列を辿ってみると次のようになる。 ■日中戦争時からあった予兆 まず、この事件の…

もう一つの戦争絶滅受合法案

「戦争絶滅受合法案」というアイデアがある。こういう法律を列強各国が制定すれば世界から戦争を根絶できるというもので、第一次世界大戦後、デンマークの陸軍大将フリッツ・ホルムが書いた法案を紹介するという形で、1929年に評論家長谷川如是閑にょぜかん…

「保育園落ちた日本死ね!!!」が開く社会の連帯

昨夜、「保育園落ちた日本死ね!!!」に関する記事を書いたばかりだが、今朝届いた東京新聞を開いてみたら、貴戸理恵氏(関西学院大学准教授)による、同じ問題についての優れた論考[1]が載っていたので驚いた。とりあえず内容をメモ。 「保育園落ちた日本…

「保育園落ちた日本死ね!!!」 に見る正しい怒りの表出

はてな匿名ダイアリーに投稿された「保育園落ちた日本死ね!!!」が注目を集めている。 注目を集めるのも当たり前で、これは必読の内容と言っていい。 何なんだよ日本。 一億総活躍社会じゃねーのかよ。 昨日見事に保育園落ちたわ。 どうすんだよ私活躍出来…

「極秘」情報をマスコミに漏らすバカ政府と、それを堂々と記事にする「愛国」産経新聞

「【安倍政権考】甘利元経済再生相の秘書口利き疑惑は、中国によるTPP妨害工作の一環ではないのか?! 政府が極秘に調査」(2/20 産経新聞) いくらあの産経新聞といっても、さすがにこの記事はすごすぎる。開いた口がふさがらないとはこのことだ。 当然…

日本人だって状況が許せば略奪くらいする。当たり前だが。

東日本大震災の後、実に気持ち悪かったのが、発災後まだ10日も経っていない頃から、「日本人はこれほどの災害の中でも略奪もせずにきちんと並んでいる。外国人が褒めてる。日本人すごい!」といった自画自賛がネットを中心に溢れていることだった。しかも、…

法と道徳の区別がつかない人々

前回記事で、教育勅語が説教する「徳目」(ただし最後の1個は除く)について、「時代背景を考えればまあ常識的な内容で、当時の感覚では当たり前の道徳」だと書いた。これは、当時の人々はそれらを「当たり前の道徳」と感じたであろう、ということであって…

教育勅語はどこがダメか

というか、こんな簡単な問題すら理解できない者たちが政治家をやり、しかも政権中枢で政策決定に関与しているのだから、まったくお話にならない。たとえば下村博文文科相はこんなことを言っている。[1] 「(教育勅語には)至極まっとうなことが書かれており…

山口二郎「歴史から学べるか」

東京新聞(8/14)掲載のコラムで、山口二郎氏がなかなかいいことを言っているのでメモ。 歴史から学べるか 山口二郎 3.11の傷がいえない状態で、八月十五日を迎えようとしている。この時期になるとNHKで戦争を振り返るドキュメンタリーが放映され、いろ…

雁屋哲氏のブログが近々再開

雁屋哲氏のブログが、名前を変えて近々再開するとのこと。 3.11福島核惨事の後、膨大な量の罵倒中傷を浴びせられて休止に追い込まれて以来、およそ4か月ぶりの再開ということになる。 私は『美味しんぼ』での食に関する彼の主張には必ずしも賛成しないが、…