読む・考える・書く

マスコミやネットにあふれる偏向情報に流されないためのオルタナティブな情報を届けます。

震災

日本人だって状況が許せば略奪くらいする。当たり前だが。

東日本大震災の後、実に気持ち悪かったのが、発災後まだ10日も経っていない頃から、「日本人はこれほどの災害の中でも略奪もせずにきちんと並んでいる。外国人が褒めてる。日本人すごい!」といった自画自賛がネットを中心に溢れていることだった。しかも、…

みんな生きたかった

関連記事:犠牲者を美談に仕立ててはいけない 宮城県南三陸町の職員で、震災当時、防災無線で避難を呼びかけ続け、自身は津波に呑まれて亡くなった遠藤未希さん。 彼女が亡くなったときの状況は不明だったが、同じ防災対策庁舎で亡くなった同僚の三浦亜梨沙…

ガレキ問題の真相(4) 最終処理が進まない本当の理由

【前回から読む】 これまで検証してきたように、ガレキの最終処理が遅々として進まない理由は、広域処理対象のガレキを引き受ける自治体が少ないせいでもなければ、ましてや放射能を心配する反対運動のせいでもない。 本当の理由はまったく別のところにある…

ガレキ問題の真相(3) 石巻市の例から見る

【前回から読む】 全部で2300万トンのガレキというが、自治体別に見るとどこにどのくらいあるのか。具体的に見てみよう。 社会実情データ図録に、「東日本大震災被災地のがれき量」がグラフ化されて載っている。 一見して分かるように、宮城県石巻市の抱える…

ガレキ問題の真相(2)

【前回から読む】 引き続き、ガレキ問題を見ていくことにする。 東京新聞(2/15)に、環境専門シンクタンク「環境総合研究所」の池田こみち副所長へのインタビュー記事が載っている。この中で池田氏がガレキ広域処理政策への非常に的確な批判を展開しているの…

ガレキ問題の真相

【前回から読む】 さてそれでは、ガレキ問題の実際のところはどうなのか? 本当に政府が宣伝するとおり、被災地からガレキを運び出して全国の自治体で分散処理するのが正しい対策なのか? 順を追って見てみよう。 まず、ガレキは全部でどのくらいあって、政…

1号機は津波以前に地震で損傷していた

共同通信のこの記事が非常に気になる。 共同通信(5/15)(魚拓): 1号機、津波前に重要設備損傷か 原子炉建屋で高線量蒸気 東京電力福島第1原発1号機の原子炉建屋内で東日本大震災発生当日の3月11日夜、毎時300ミリシーベルト相当の高い放射線量…

「よそ者」には恩を仇で返すのが美しい日本の伝統文化

別エントリーでも書いたように、今回の東日本大震災でも阪神淡路大震災のときと同様、朝鮮学校が避難場所や住民支援の拠点として活躍している。 仙台市八木山にある東北朝鮮初中級学校でも、全国の在日有志や総連組織から送られた物資を使って、周辺住民への…

あんな連中と一緒にしないでくれ

テレビで流され続けている「日本は一つのチームなんです」というCMは、見るたびに不愉快になる。 いつから私は、東電や原子力安全・保安院、経産省の官僚や原発推進の御用学者といった連中と、同じチームの仲間にされたのだろうか。 冗談じゃない。あんな連…

「飯田哲也×小林武史対談」を読む

これも友人から教えてもらった情報だが、環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長と音楽家の小林武史氏の対談(3月29日)がエコレゾウェブに載っていて、これが大変興味深い。 飯田哲也氏は、京都大学で原子核工学を専攻し、企業や電力関連研究機関で原子力…

東電社長の自殺を警戒せよ

東京電力の清水正孝社長が、昨日初めて福島を訪れ、県民に謝罪した。 読売新聞: 東京電力社長、福島県民に謝罪…知事には会えず 東京電力の清水正孝社長は11日、訪問先の福島市で記者会見し、福島第一原子力発電所の事故について、「心身両面でご苦労をお…

【転送情報】岩波書店『世界』2011年1月号特集「原子力復興という危険な夢」一部PDFを無料公開

「反日の君」MLより転載。 岩波書店は、『世界』2011年1月号特集「原子力復興という危険な夢」から3論文を、著者の了解を得てPDF化。“当面の間”無料でダウンロードできるように公開しました。 公開されたのは、ドイツのエネルギーと原子力政策に関する独立コ…

科学映像館で『福島の原子力』を見よう!

4月5日付け「ふぇみん」で、『福島の原子力』という映画が紹介されている。 今まさに壊滅状態に陥りつつある福島第一原発の建設過程(1966年12月の着工から71年の運転開始まで)を記録した「科学映画」だ。 映画では、この原発がいかに技術の粋を集めて建設…

まさかそこまでは、と思いつつ…

絶対にあり得ない、妄想だ、とは言い切れないのが以下のシナリオの恐ろしいところ。 「反戦な家づくり」さんから: 原発推進の正体は「日本列島を核の墓場にする計画」だったのではないか …私が想像する恐ろしいシナリオとは以下の通りだ。 日本に原発を導入…

素晴らしく分かりやすい放射線量可視化サイト

μSv (micro sievert)というサイトが、関東各地の空間放射線量率を分かりやすく可視化してくれている。 雨が降っているような感じの動画で、ぽつりぽつりと雨粒がぱらついているような状態(平均自然被曝レベル)から土砂降り(緊急脱出レベル)まで、直感的…

日本という国の根本的欠陥

福島第一原発での重大事故の発生を受けて、ドイツは脱原発に本格的に舵を切った。 真っ当な政府による真っ当な政策判断である。 薔薇、または陽だまりの猫さん経由International Business Times: 2011年3月24日 12時56分 更新 ドイツ、「核の時代」終焉へ-…

ヤクザに教えを乞うべき人々

震災発生直後から、「朝鮮人」や「支那人」がレイプや強盗を行っている、というデマがネット上を飛び交っている。 Togetterでまとめられた「地震のどさくさに差別をたれ流す人々」など、読んでいるだけで吐き気がしてくる。中には「朝鮮人が井戸に毒を投げ込…

今回も「指定暴力団」が救援に大活躍

以前、石原慎太郎の無能有害ぶりと対比させて、阪神淡路大震災の際に山口組が行った目覚しい救援活動について書いたことがあるが、今回の東日本大震災でも「ヤクザ」が大活躍している。 時事通信: ヤクザの被災者支援に関心=「イメージアップ必要」と分析−…

福島第一原発事故に関する信頼できそうな情報源

福島第一原発は、一方で外部電源の一部回復などにより多少改善されつつあるように見えながら、他方では今日も建屋から原因不明の煙が上がるなど、不透明な状況が続いている。 それなのに、マスコミではコメンテーターや専門家と称する御用学者たちが根拠薄弱…

強欲と面子で事態を悪化させた東電

福島第一原発の全電源喪失事故発生直後、日本政府が米国からの冷却剤提供の申し出を断った、というニュースが流れ、ネットでは菅政権への非難が噴出した。 在日米軍、地震被害の原発への冷却剤輸送は実施せず=米政府高官2011年 03月 12日 12:56 JST [ワシ…

ナイスアイデア「原発責任者特権法」

ちょうど今から一週間前の3月12日、つまり東日本大震災発生の翌日に、「原子力関連法令を改正せよ」という記事を書いた。 今回の福島第一原発のような重大事故が発生した場合、その原発を運営する電力会社の役員連中や許認可に関わった官僚どもに、事故現…

自己嫌悪

いまこの瞬間も、福島第一原発の事故現場で、放射能に身を晒して頑張っている人たちがいる。 命がけで作業しなければならない義務なんて、もちろんない。危ないと感じたら、職場放棄して逃げていいのだ。誰にもそれを止める権利はない。 だけど、そんな彼ら…

今この時にこれを言うのか?

時事通信から。 閣僚から懸念の声=福島原発、情勢緊迫で 東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発の情勢緊迫を踏まえ、15日の閣議後会見では閣僚から懸念の声とともに、対応を急ぐ考えが示された。玄葉光一郎国家戦略担当相は「非常に憂慮している」…

2号機の建屋に穴を開けるらしい

下の記事をポストしてからNHKを見ていたら、2号機での水素爆発を防ぐため、建屋の壁に穴を開けることを検討している、と言っていた。 どうやら素人考えではなかったらしい。 しかし、それならどうして3号機建屋の爆発前にそれができなかったのか?

福島第一原発3号機の状況

固唾を飲んで注視してきた3号機建屋がついに爆発した。 1号機のときよりはるかに巨大な噴煙が噴き上がる映像を見たときは、いよいよ最悪の事態の到来かと覚悟しかけたが、原子力資料情報室の発表によれば、どうもそうではないらしい。 事故 : 福島第一3号…

原子力資料情報室記者会見

今見ています。 時々途切れながらも見た内容を要約すると、下記のとおりです。 先程の枝野官房長官の会見内容が正しいとすると、爆発は格納容器の外で起こった水素爆発で、格納容器は破損していないらしい。 水位低下で炉心が露出しており、溶融が始まってい…

吹き飛ぶ建屋の映像を見た

遅ればせながら、先ほどテレビで福島第一原発1号機の原子炉建屋が吹き飛ぶシーンを見た。 明らかに内側から爆発している。直下型地震による崩落などではない。 もはや炉心溶融、放射性物質の大量放出は既に起こってしまったものと考えざるを得ない。 以下、k…

ついに最悪の事態か

YOMIURI ONLINEから。先ほどテレビでもやっていた内容。 福島第一原発1号機、建屋吹き飛ぶ…4人けが 12日午後3時36分頃、東京電力福島第一原子力発電所1号機建屋付近で、ドーンという大きな爆発音とともに白煙が上がり、原子炉建屋が骨組みを残して吹…

原子力関連法令を改正せよ

福島第一、第二原発では、おそらく最悪の事態を防ぐためのぎりぎりの攻防が続いているのだろう。 福島第一原発1号機では、中央制御室でさえその放射線量が通常の約1千倍に達しているというのだから、手作業で原子炉の圧力を抜こうとしている作業現場がどの…

福島第1原発で炉心溶融か

kojitakenの日記さん経由で時事通信。 福島第1原発で炉心溶融か=付近でセシウム検出−保安院 経済産業省原子力安全・保安院は12日、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)1号機で、核燃料棒が高温で溶ける「炉心溶融」が…