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基地問題

米海兵隊を沖縄に引き止めたのは日本政府。しかも二回も。

少女レイプ事件から始まった辺野古「移設」問題 辺野古新基地建設を求めたのは日本側 沖縄「返還」時にも日本政府は海兵隊を引き止めた そもそも沖縄に海兵隊がいるのも日本のせい 少女レイプ事件から始まった辺野古「移設」問題 沖縄の米軍基地問題の大半は…

辺野古に新基地が建設されても普天間は返還されない

■ 「移設」は新基地を作りたい側の言葉 「ご飯論法」の上西充子法政大教授が、次のような興味深いツイートをしている。 例えば「辺野古移設」という言葉。何の意識もなく翁長知事追悼の場でこの言葉を口にした後、集会参加者の方から穏やかに、翁長知事は「…

沖縄独立はもはや絵空事ではない

東京新聞(12月3日朝刊)の「私説 論説室から」に、「沖縄独立論をあざけるな」と題した、白鳥龍也編集委員の署名記事が載っていた。 沖縄独立論をあざけるな 九月の沖縄県知事選で辺野古新基地反対の民意を重ねて示すも、建設を強行する国。沖縄の苦難解消…

【緊急】辺野古の埋め立てに反対する署名にご協力を【拡散希望】

日本政府は、沖縄が何度民意を示しても一顧だにしようとしない。 岩屋防衛相が14日にも辺野古沿岸部の埋め立て予定海域へ土砂を投入する方針を表明した。無茶だ。安倍首相の「沖縄に寄り添う」という発言はいったい何だったのか。「寄り添う」とは「殴り倒…

安倍政権の沖縄蹂躙を許しているのは、もちろん本土の日本人

まったくそのとおりとうなづくしかないので、目取真俊さんのブログからメモ。 安倍政権の沖縄に対する凶暴な姿勢を許しているのは誰か 安倍政権が辺野古新基地建設工事の再開に向けて動き出した。(略)安倍首相と玉城知事の面会が行われたのは12日だ。1…

中国が沖縄にしたことと、日本が沖縄にしてきたこと。

沖縄県知事選は、圧倒的な資金力・動員力・宣伝力(デマ含む)を持つ自公政権による組織選挙に押しまくられ、厳しい闘いを強いられている。このままでは、沖縄に日本会議につながる極右の知事が誕生し、沖縄の日米両政府に対する隷属はさらに強化されていく…

沖縄県知事選挙で期日前投票を強要されている沖縄の皆様へ

今年2月の名護市長選挙では、何としても辺野古新基地の建設を強行したい安倍自公政権の介入により、徹底的な組織選挙が行われた。 その強力なツールとして使われたのが、地元企業の従業員に政府側候補への投票を強いる、期日前投票の悪用である。 今回の選…

翁長沖縄県知事の勇気を讃えたForbes誌記事

8月8日に亡くなられた沖縄県の翁長雄志知事を、米Forbes誌が「日本で最も勇敢な男」と讃えていた。 フォーブス、翁長知事を「日本で最も勇敢な男」 pic.twitter.com/P0BECOhZGT — 松野大介 (@daisumatsu) 2015年10月2日 アメリカの経済誌という性格からし…

追悼 翁長雄志沖縄県知事

8月8日、沖縄県の翁長雄志知事が亡くなられた。 この日の夕方、まず翁長知事が辞職する意向だという報道が流れ、しかしすぐ県幹部がそれを否定、知事は意識混濁で職務が果たせないため謝花副知事を職務代理とする方針で記者会見が行われると報じられた。 …

【慰霊の日】崇高と下劣のコントラストがきつすぎて目が痛い

衝撃的だった平和の詩の朗読 ガンと闘いながら新基地建設の不当を訴えた翁長知事 平気な顔で出席できること自体が信じ難い安倍晋三の厚顔無恥 吐き気をもよおさせる、「美しい国」の臣民たちのご立派な振る舞い 衝撃的だった平和の詩の朗読 6月23日の慰霊の…

BPO放送人権委、『ニュース女子』による辛淑玉氏への人権侵害(名誉毀損)を認定!

昨年1月2日に放送された『ニュース女子』「沖縄基地問題特集」については、既にBPO(放送倫理・番組向上機構)放送倫理検証委員会が「重大な放送倫理違反があった」と認定している[1]。そして今度は、同機構の放送人権委員会が、同番組が「のりこえねっと…

祝・TOKYO MXテレビ『ニュース女子』放送打ち切り!しかしまだ終わりではない。

取材もせずに沖縄・在日ヘイトを垂れ流していたフェイクニュース番組「ニュース女子」が、ついにTOKYO MXテレビで放送打ち切りとなった。 「関係者によると、批判を受け、MXは自ら番組の制作に関与したいと申し入れて交渉していたが、DHC側から断られた…

未確認情報で沖縄2紙を中傷した自称「報道機関」産経が記事を削除。しかし真摯な反省はなし。デマは拡散され続けている。

■ 産経がようやく記事を取り消し 「日本人を救助して轢かれた米兵」美談をでっち上げて琉球新報・沖縄タイムスを誹謗中傷した産経が、ようやく誤りを認めて問題の記事を取り消した。 産経ニュース(2/8): 沖縄米兵の救出報道 おわびと削除 12月9日に配信し…

ネトウヨと極右新聞が捏造する現代の軍国美談

大半がフェイクニュースだった「軍国美談」 大日本帝国が周辺諸国への侵略を繰り返していたあの忌まわしい時代には、犠牲を強いられる臣民(特に近い将来「忠良なる皇軍兵士」となるべき少年たち)を戦場に駆り立てる手段として数多くの「軍国美談」が作られ…

追悼、野中広務氏。しかし、やはり許せない思いが残る。

生涯にわたって差別と闘い続けた野中氏 1月26日、内閣官房長官や自民党幹事長等を歴任した野中広務氏(92)が死去した。心からご冥福をお祈りする。 野中氏は、被差別部落出身者として初めて政権中枢にまで上り詰めた政治家だ。そこに至るまでには、壮絶な差…

【番組評】NHKスペシャル「スクープドキュメント 沖縄と核」

9月10日(日)に放送されたNHKスペシャル「スクープドキュメント 沖縄と核」は、衝撃的な番組だった。 米軍が沖縄に核兵器を配備していたこと自体は、以前からある程度知られてはいた。しかし、それがこれほどの規模で、かつこれほど危機的状況だったとは知…

長谷川幸洋には「論説副主幹」はもちろん「ジャーナリスト」を名乗る資格もない

1月2日の放送で事実無根の沖縄ヘイト&在日ヘイトを垂れ流した東京MXテレビ「ニュース女子」。この差別扇動番組で司会を務めている長谷川幸洋(東京新聞・中日新聞論説副主幹)について、放送一ヶ月後にようやく東京新聞が態度を表明した。 東京新聞(2/2…

辛淑玉氏を「親北派」呼ばわりする『ニュース女子』の無知と不見識

■ 「のりこえねっと」を貶める『ニュース女子』の日当デマ TOKYO MX『ニュース女子』の沖縄ヘイトは、まさに誹謗中傷とデマの塊だった。虚偽情報で米軍基地反対運動に対する憎悪扇動を繰り返したあげく、反対運動は反ヘイトの市民団体「のりこえねっと」が金…

『ニュース女子』取材問題についてのDHCシアターの「反論」が言い訳にもなっていない件

1月2日放送のTOKYO MXテレビ『ニュース女子』が沖縄ヘイトと批判されている件で、番組の提供元であるDHCシアターが番組批判への「反論」を公開している。 全体として見てもおよそ反論になどなっていないのだが、ここでは前回記事で取り上げた「取材」に関…

ヘイト番組『ニュース女子』でも使われた「取材もどき」は史実否定派の伝統芸

放送法違反のヘイト番組「ニュース女子」 井上和彦による沖縄現地「取材もどき」 南京大虐殺否定本の「取材もどき」 放送法違反のヘイト番組「ニュース女子」 年明け早々の1月2日に流された、TOKYO MXテレビ『ニュース女子』はひどかった。 番組冒頭から沖…

オスプレイの事故率を民間航空と比較した産経新聞の蛮勇

昨年4月、米軍と安倍政権は、熊本大震災後の被災地への物資輸送にわざわざ役にも立たないオスプレイを使ってみせるというパフォーマンスを行った。このとき、そのお先棒を担いで「安全で役に立つオスプレイ」の宣伝につとめていたのが産経新聞だが、記事中…

「えらぼーと2016」をやってみた(その3)安全保障・外交関連

安全保障関連法 → 廃止すべき【2016/7/9追記】 普天間移設先 → 国外 核武装 → 将来にわたって検討すべきでない 「慰安婦問題」日韓合意 → 評価しない 対ロシア外交 → 独自外交を進めるべき 対中国外交 → 対話を重視すべき トランプかクリントンか → どちらと…

オスプレイ安全神話の製造と布教に勤しむ防衛省

防衛省が米海兵隊オスプレイの沖縄配備を正当化するために作成、公開している文書の一つに、『MV-22オスプレイ オートローテーションについて』というプレゼン資料[1]がある。改めて見てみると、この中で行われている安全神話作りは相当にひどい。 エンジン…

自分で巻き上げた砂を吸い込んで墜落したオスプレイ

今年5月17日、ハワイで訓練中のオスプレイが着陸に失敗して墜落し、搭乗していた海兵隊員2名が死亡した。 現場を撮影したこちらのビデオを見るとわかるが、もうもうと立ち込めた砂埃の中を、ほぼ自由落下のようにすとんと落ちている。 事故原因はまだ正式…

データから見るオスプレイの危険性

沖縄では人口密集地の上を我が物顔で飛び回り、いまや沖縄差別の象徴の一つともなっているオスプレイだが、この機種の危険性について指摘すると、科学的・客観的にデータを見ればオスプレイは安全なのだと親切に教えてくれる人たちがどこからか湧いてくる。…

オスプレイの危険性を簡単に整理

岩国市議会議員田村順玄氏による説明[1]が分かりやすかったのでメモ。 MV-22オスプレイは、30年前からボーイング社が多額の研究費をつぎ込んで延々と開発をしてきた飛行機です。垂直に離陸することができるので滑走路がいりません。空中へ上がればプロペラを…