読む・考える・書く

マスコミやネットにあふれる偏向情報に流されないためのオルタナティブな情報を届けます。

差別

関空お土産没収事件が象徴する陰湿いじめ大国ニッポン

■ 事件(これはまぎれもなく「事件」である)の概要 6月28日、北朝鮮への修学旅行から帰国した神戸朝鮮高校の生徒たちが、関西空港の税関で、親戚や友人からもらったお土産を大量に没収されるという事件が発生した[1]。 62人の生徒たちは2台の飛行機に分乗…

はすみとしこ、「シリア難民危機への最悪の反応」で堂々の2位

伊藤詩織さんへの誹謗中傷で最近また話題となっている はすみとしこ について、今日こんなツイートが流れてきた。 シリア難民危機に対する最悪の反応トップ7はすみとしこ堂々の2位https://t.co/ECj6wJTjKW — スシローの守護霊 (@suishinger_y) 2018年7月4…

高円寺阿波踊りから排除された「あっちの子」たち

先日、新聞を開くと、こんな広告が目に入ってきた。高円寺阿波踊り関連イベントのお知らせである。 阿波踊りといえばもちろん徳島県(阿波国)が本場だが、東京都杉並区の高円寺でも、毎夏盛大に阿波踊り大会が開催されている。1957年から続いている行事だと…

自らの差別体質をまったく理解していない相撲協会

「土俵の女人禁制」問題で、また相撲協会がバカなことを言い出した。禁制を変えるつもりはさらさらないが、緊急時だけは例外として女性が土俵に上がるのを許すというのだ[1]。 女性は土俵に上がれないとする大相撲の「女人禁制」が注目される中、日本相撲協…

もう性差別団体「日本相撲協会」は滅んでいいよ

4月4日、女人禁制の「伝統」を理由に、土俵上で救命措置を行っていた女性に降りるようアナウンスを繰り返し、6日には男性と同様に土俵上で挨拶させて欲しいという女性市長の要望を断った性差別団体「日本相撲協会」が、8日にまたやらかした。 中日新聞(…

女性差別を「伝統」だと強弁する相撲協会からは公益法人格を剥奪せよ

■ 何が起きたのか 現場で撮影された動画や報道内容[1][2]をまとめると、次のような経過だったことがわかる。 4月4日、京都府舞鶴市で行われていた大相撲春場所巡業の土俵上で、挨拶をしていた多々見良三市長(67)が突然倒れた。(後にくも膜下出血と診断さ…

BPO放送人権委、『ニュース女子』による辛淑玉氏への人権侵害(名誉毀損)を認定!

昨年1月2日に放送された『ニュース女子』「沖縄基地問題特集」については、既にBPO(放送倫理・番組向上機構)放送倫理検証委員会が「重大な放送倫理違反があった」と認定している[1]。そして今度は、同機構の放送人権委員会が、同番組が「のりこえねっと…

祝・TOKYO MXテレビ『ニュース女子』放送打ち切り!しかしまだ終わりではない。

取材もせずに沖縄・在日ヘイトを垂れ流していたフェイクニュース番組「ニュース女子」が、ついにTOKYO MXテレビで放送打ち切りとなった。 「関係者によると、批判を受け、MXは自ら番組の制作に関与したいと申し入れて交渉していたが、DHC側から断られた…

もう少しで殺傷事件になり兼ねなかった朝鮮総連襲撃

先日朝鮮総連本部を銃撃した事件の犯人が、「その場で取り押さえられなかったら車で突っ込む予定だった」と供述していることがわかった。 NHKニュース(2/27): 元暴力団員の川村能教容疑者(46)と右翼団体で活動していた桂田智司容疑者(56)は、今月23日…

朝鮮総連への銃撃事件自体より、このヘイトクライムへの日本社会の無関心さのほうが恐ろしい

NHKニュース(2/23): 朝鮮総連中央本部に発砲 男2人逮捕 23日午前4時前、東京・千代田区にある朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の中央本部の前に右翼団体の関係者と見られる2人組の男が車で乗りつけ、拳銃の弾を数発撃ち込みました。警戒に当たっていた…

橋本琴絵がヘイトを吐きまくっているネアンデルタール人が芸術作品(洞窟壁画)を描いていたことが判明

先月、こちらの記事↓で、希望の党幹事だという橋本琴絵なる人物が「ネアンデルタール人」を対象にヘイトを吐きまくっていることに注意を促した。 橋本には「極悪非道」「共感能力がない」「悪魔の種族」と罵倒されているネアンデルタール人だが、最近の研究…

三浦瑠麗の「潜伏テロリスト」発言は一発アウトの大衆扇動。こんな人物を学者扱いしてはならない。

■ 荒唐無稽 2月11日のフジテレビ系「ワイドナショー」での三浦瑠麗発言。まさかと思って録画を確認したのだが、本当に北朝鮮のテロリストが国内に潜伏しており、それが金正恩政権崩壊と同時に動き出してテロ活動をすると発言している。しかも、何の留保もな…

追悼、野中広務氏。しかし、やはり許せない思いが残る。

■ 生涯にわたって差別と闘い続けた野中氏 1月26日、内閣官房長官や自民党幹事長等を歴任した野中広務氏(92)が死去した。心からご冥福をお祈りする。 野中氏は、被差別部落出身者として初めて政権中枢にまで上り詰めた政治家だ。そこに至るまでには、壮絶な…

「橋本琴絵」アカウントが吐き出す「ネアンデルタール」ヘイトは危険な差別思想の現れ

数日前から、「橋本琴絵(@HashimotoKotoe)」というアカウントが連発するネアンデルタール人へのヘイトツイートが話題になっている。 ネアンデルタール人は4万年ほど前に絶滅したと考えられている化石人類で、長期間現生人類と共存していた、系統的には我…

蓮舫の「台湾籍」にはそもそも何の問題もなかった

前回記事と一部重複するが、新たな情報も入手できたので改めて整理し直してみる。 ■ 重国籍者が国会議員になることには何の問題もない 公職選挙法上は、国会議員になるには日本国籍さえあればよく、他の国籍を持っているかどうかは関係ない。これは条文がそ…

蓮舫が戸籍の開示などしてはならないこれだけの理由

蓮舫民進党代表の「二重国籍疑惑」が、また騒がれている。特に問題なのは、先日の東京都議選での敗北にからめて、問題解決のために戸籍を開示しろなどという要求が、民進党内部から出てきていることだ。 都議選の大敗を受けて、何をすべきか。課題は沢山ある…

小林よしのり徹底批判(14)【番外編】なぜ小林を許してはならないか

■ 小林よしのりがリベラル化? 最近、小林はしばしばリベラルっぽい発言を行うようになってきており、この変化を評価する人々もいるようだ。 例えば4月25日の衆院法務委員会でも、共謀罪について参考人(民進党推薦)としてこんなことを述べている[1]。 わ…

長谷川幸洋には「論説副主幹」はもちろん「ジャーナリスト」を名乗る資格もない

1月2日の放送で事実無根の沖縄ヘイト&在日ヘイトを垂れ流した東京MXテレビ「ニュース女子」。この差別扇動番組で司会を務めている長谷川幸洋(東京新聞・中日新聞論説副主幹)について、放送一ヶ月後にようやく東京新聞が態度を表明した。 東京新聞(2/2…

民団による「少女像」撤去要請を報じたSankeiBizさんのグッジョブw

韓国・釜山の日本総領事館前に設置された「少女像」(日本軍性奴隷制被害者を象徴する像)の撤去を民団(在日本大韓民国民団)が求めたという件。 ほとんどのマスコミが団長発言から都合の良い部分だけを切り取って報じる中で、なぜか産経系列のSankeiBizが…

小林よしのり徹底批判(12)新千歳空港騒動で本性を露呈した差別排外主義者

昨年12月24日夜、北海道・新千歳空港の国際線ターミナルで、大雪による欠航で足止めされた中国人乗客たちが集団で抗議するという騒動が発生した。 北海道新聞(12/26): 中国人100人、欠航で大騒動 大雪の新千歳空港 警官出動も 【千歳】大雪の影響で欠航…

「重度障害者を死なせることは決して悪いことではない」と嘯く自称「愛国者」たち

■障がい者大量殺傷事件が暴露した自称愛国者たちの本音 今回の障がい者大量殺傷事件は、図らずも《安倍支持者=ネトウヨ・ネトサポ=自称愛国者=自称「普通の日本人」》たちの本音をあぶり出す試薬のような役割を果たす結果となった。 彼らの多くが、「障が…

差別発言を許容する社会が障がい者大量殺人を生んだ

■ああいう人ってのは人格あるのかね ああいう人ってのは人格あるのかね。ショックを受けた。ぼくは結論を出していない。みなさんどう思うかなと思って。 絶対よくならない、自分がだれだか分からない、人間として生まれてきたけれどああいう障害で、ああいう…

最悪のヘイトクライム:相模原障がい者大量殺傷事件

今回の事件で無念にも殺害された方々のご冥福と、負傷された方々の一日も早い回復をお祈りいたします。またご遺族の方々には心からお悔やみを申し上げます。 ■弱者をターゲットにしたヘイトクライム 死者数で戦後最悪の大量殺人となった今回の事件だが、これ…

【記事取り下げ】『高須帝国の逆襲』は明白な差別事案、弁護の余地なし【訂正あり】

「高須クリニック」の高須克弥院長の著書『高須帝国の逆襲』(小学館)が発売後わずか5日で絶版となり、書店から回収されているという。 この話を聞いて、急いで近くの書店に行ってみたのだが、もう店頭にはなかった。いったい何が問題になったのかと思い、検…

神武天皇没後2600年式年祭という差別の祭典

4月3日、奈良県橿原市の「神武天皇陵」で、神武の没後2600年を祭るという宮中祭祀「式年祭」が行われ、当代天皇・皇后もこれに参列した。 朝日新聞(4/3): 奈良県を訪問中の天皇、皇后両陛下は3日、初代天皇とされる神武天皇の没後2600年にあたり、橿原市…

「そうだヘイトしよう!」 はすみとしこ本の嘘(5)「朝鮮進駐軍」のまぼろし

代表的な嫌韓デマのひとつである「朝鮮進駐軍」。はすみ本では「オレたち朝鮮進駐軍」と題してイラストとデタラメな「解説」が掲載されている[1]。 いわゆる「朝鮮進駐軍」とは、敗戦直後に在日朝鮮民族(敗戦直後その時点では、まだ国籍は日本)によって結成…

「帰化」は差別語

日本では、外国人が日本国籍を取得することを「帰化」と呼ぶが、これは外国人(とりわけ周辺諸国の)に対する蔑視を背景として持つ差別語である。古田武彦氏による次の指摘[1]が、その本質を鋭く突いている。 「帰化」とはなにか ここで一見横道ながら、「帰…

「そうだヘイトしよう!」 はすみとしこ本の嘘(4)「帰化」 一世についての不都合な事実

はすみ本の「私の帰化した理由」(P.20-21)には、さらりとすごいことが書いてある。 帰化一世でも国政に立候補 日本を内側から変えられる 祖国に貢献できる (略) これは安易に帰化することができ、帰化一世でも国政に参加できるシステムを持つ日本の危う…

「そうだヘイトしよう!」 はすみとしこ本の嘘(3)「帰化」 ― バカにされているのは読者

『そうだ難民しよう!』は、本文の半分近く、その他を含めた全体から見ても1/3強を在日や韓国・朝鮮への誹謗中傷に費やしている。 その先頭に置かれているのが「そうだ在日しよう!」だ。この項によると、在日コリアンには「被害者利権」「カンタンに生活保…

「そうだヘイトしよう!」 はすみとしこ本の嘘(2)在日は「する」ものではない

「そうだ在日しよう!」[1]のイラストには、緑色の韓国パスポートを持つ女性が描かれている。このパスポートをネタに、はすみはこう書く。 イラストの女性が持つ「緑色の何か」は、彼らの祖国のパスポート。彼らは日本人ではなく、日本国内に居住する「外国…